俳優・加藤雅也と監督・上本聡の二人で企画を発進させ、先日のなら国際映画祭2020でワールドプレミア上映を終えた短編映画『決着』(英語タイトル『The Payoff』)。

画像: 左より上西雄大、加藤雅也

左より上西雄大、加藤雅也

画像: 冨手麻妙

冨手麻妙

画像: 上西雄大

上西雄大

画像: 尚玄

尚玄

画像: 秋本奈緒美

秋本奈緒美

本作は、静かな町で暮らす一匹狼の殺し屋が、ある陰謀の証拠を手にしたことで身に危険が迫る、というハードボイルド映画。撮影は「昭和のような空気を持った街」にこだわり、奈良県橿原市今井町の「重要伝統的建造物群保存地区」選定を受けた区域を中心に行っています。

このたび、ハリウッドのメジャー映画会社で現役として活躍するセレブリティたちと日米協会(1917年に日米両国の有識者たちによって創立された日米民間交流団体)の主催により、新たに今年からロサンゼルスにて映画祭「Japan Connects Hollywood」(ジャパン・コネクツ・ハリウッド)が開催されることが決定しました。
本映画祭は昨年の「JAPAN CUTS Hollywood 2019」(ジャパンカッツ・ハリウッド2019)をさらに発展させ、日本の映画人とハリウッドを文字通りコネクト=つなげよう、とする目的で発足したもの。昨年は女優の篠原涼子ほか多彩なゲストが訪れ、現地でも大きな話題になりました。
今後、日米双方で熱い注目を浴びるであろう新進気鋭の映画祭で、アメリカ在住の映画に精通した審査員たちが作品を選出しています。

このたび、本映画祭で『決着』が、映画祭として注目していきたい作品に与えられるスポットライト賞(Spotlight Award)、主演の加藤雅也が最優秀俳優賞(Best Actor's Award)の二つを受賞することが発表されました。

画像: 加藤雅也

加藤雅也

映画祭は、今年度についてはコロナウィルス流行の状況を考慮し、現地時間の10月30日から11月1日の間、オンラインにて映画祭開催を予定。
コロナウィルスが終息すれば、来年の秋にハリウッドのチャイニーズ・シアターにてレッドカーペットセレモニーを開催し、今回選出された作品を上映する予定です。

映画祭から受賞理由コメント

●スポットライト賞(Spotlight Award)受賞について映画祭からのコメント
フランス映画のエッセンスを散りばめた作品でありながら、日本の文化も繊細に表現されていて、グローバルなマーケットでの活躍も期待できる。また「なら国際映画祭2020」は世界的に活躍される河瀨直美監督がエグゼクティブ・ディレクターを務めておられる映画祭であり、本作が特別招待作品として上映されたという事でも、この作品の価値が感じられる。また俳優・加藤雅也氏のこれまでの日米での俳優活動の功績を称えると共に、今後のご活躍も応援したい。

●Best Actor's Award(最優秀俳優賞)受賞について映画祭からのコメント
数多くの公募作品の中でも、加藤氏の演技は最もプロフェッショナルで、プロの俳優としての貫禄を感じさせる。
この作品の中の寡黙でありながら非常に強い個性と意志を持った主人公を、見事に演じ切っている。

『決着』予告編

画像: 短編映画『決着』予告編 www.youtube.com

短編映画『決着』予告編

www.youtube.com

STORY
時の流れが止まったような静かな町で暮らす一匹狼の殺し屋「私」は、自ら課したルールに従って、世間から隠れるように生きて来た。だがそんなある日、標的の人物を殺して手に入れた封筒を依頼主に受け渡そうとしたところ、突然命を狙われる。
その封筒には「私」にとっては巨大すぎる陰謀の証拠が入っていた…。

『決着』 英語タイトル:『The payoff』

2020年製作/製作国・日本/26分/カラー/5.1ch

出演:加藤雅也、冨手麻妙、上西雄大、柴田明良、尚玄、カトウシンスケ、秋本奈緒美

監督・脚本・編集:上本聡 
プロデューサー:上本聡、座間淳平 
アソシエイト・プロデューサー:山崎正春、夏原健、藤田佳予子 
撮影:根岸憲一 照明:本間光平 録音・音響効果:吉方淳二 
助監督:鹿川裕史 特殊造形:土肥良成 特殊効果:大宮敏明 
VFXスーパーバイザー: 渡辺輝重
協賛:株式会社10ants 

「Japan Connects Hollywood」公式サイト

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