「このミステリーがすごい!」大賞受賞作「さよならドビュッシー」で2010年1月にデビューし、今年10周年で映像化が続く人気作家・中山七里。“どんでん返しの帝王”の異名を取り、数々の傑作を世に送り出す中山七里のクライム・サスペンス小説・犬養隼人シリーズ「ドクター・デスの遺産」が待望の初映画化。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』として11月13日(金)に全国公開。
主演に『新宿スワン』「MIU404」など数多くの映画・ドラマで幅広い役柄を演じ分け、人気、実力を兼ね備える俳優・綾野剛が主人公の警視庁捜査一課の検挙率No.1を誇る敏腕刑事・犬養隼人を演じる。さらに共演には『スマホを落としただけなのに』「家売るオンナ」シリーズなどドラマ・映画・CMと多岐に渡り活躍する北川景子が、綾野演じる犬養のバディである捜査一課の頭脳派No.1の冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。
また、人気上昇中の若手俳優・岡田健史が新米刑事・沢田を演じる。そして、前野朋哉、青山美郷、石黒賢ら実力派俳優たちが、犬養&高千穂と同じ警視庁敏腕捜査チームとして脇を固める。監督は『神様のカルテ』「チェイス」など人間ドラマからサスペンスまで幅広い作品で手腕を発揮してきた深川栄洋。本作では安楽死を手口とするドクター・デスと警視庁捜査一課No.1コンビの息もつかせぬ攻防戦をスリリングに描き出す。
破天荒で直感型の犬養と、冷静で分析型の高千穂。
全く性格の違う二人が警視庁捜査一課No.1コンビとして、時に衝突しながらも事件解決へ邁進していく理想的な先輩後輩の姿を披露している。犬養は自分の直感を頼りに行動し、自分一人の判断で、火葬場で焼かれる直前の遺体を鑑識に回したり、乱暴にドアを蹴破り、取り調べ室で怒号を飛ばす姿を見せるなど、型破りな一面を披露している。一方の高千穂は、そんな犬養を隣で見守り、時には叱咤しながらも犬養を受け入れるなど、高千穂が隣にいるからこそ犬養も大胆な行動を取れているのだ。凸凹でありながらもお互いの存在を支え合っている二人。
犬養を演じた綾野は「高千穂といるときはまんまでよかったので、敢えて繊細さのある芝居はしていなかった」と高千穂の存在があってこそ大胆な演技をすることができたと語っている。そして高千穂を演じる北川も「隣を見ると熱くなりすぎている犬養さんがいるので、自分は冷静でいなくてはと思っていました」と演じるうえでも犬養と綾野を見守りながらアプローチをしていたのだ。犬養の正義を信じてついていく高千穂と、高千穂に全幅の信頼を置き背中を任せる犬養と、まさに理想の先輩後輩の関係な二人。
そして、そんな理想的な先輩後輩二人の人間味溢れる場面写真がこの度解禁となった。一日の捜査の終わりにいつも行く居酒屋でのシーンを捉えた場面写真では、焼き鳥を頬張る犬養と髪をかきあげほろ酔いの高千穂を写し出しており、劇中でも二人が本音や愚痴を語る場として描かれている。北川は居酒屋でのシーンについて「先輩後輩関係ない雰囲気を出したくて、この二人はこんな感じで長年相棒としてやってきたんだなという、二人の歴史が伝わったらいいなと思いました」と語っており、刑事としての緊張感溢れる姿と、同僚として砕けた二人の全く違った姿を披露している。
理想的な関係性を築く二人の姿に是非注目していただきたい!
ストーリー
「苦しむことなく殺してさしあげます。」
ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。
警視庁捜査一課No.1コンビの犬養と高千穂は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。ドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか?あなたはこの正義に驚愕する――。
■原作:中山七里「ドクター・デスの遺産」(角川文庫/KADOKAWA刊)
■監督:深川栄洋
■出演:綾野剛 北川景子 岡田健史 前野朋哉 青山美郷 石黒 賢
■主題歌:[Alexandros]「Beast」
■公式ツイッター:@doctordeath1113 #ドクターデス
©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会