50年前、ベトナム戦争で報道カメラマンとして戦場に散った沢田教一。
彼の生涯を綴ったドキュメンタリー映画『SAWADA 青森からベトナムへピュリッツァー賞カメラマン沢田教一の生と死』が、24年の月日を経て、再び35mmフィルムで、11月3日(火・祝)よりスクリーンに蘇ります。

画像: ピューリッツァー賞などに輝く報道カメラマン 沢田教一。没後50年-『SAWADA』35mmフィルムでのリバイバル公開が決定!

戦場カメラマンとしてベトナム戦争の最前線で多くの写真を撮影し「安全への逃避」でピュリツァー賞を受賞した沢田教一。

ピューリッツァー賞カメラマン 沢田教一
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2020年という年は、彼が1970年10月28日にカンボジア・プノンペンにて銃撃され、34歳の若さでこの世を去ってから50年という節目になります。―― 現場からもたらされる深い経験とその意味が尊ばれることなく“戦争”や“命がけ”という言葉が、 軽々しく扱われ、バーチャルな映像が皮肉にも現実感を帯びる不可解なこの時代において、ベ トナム戦争下における沢田教一を振り返ることは、いま実に意義あることです。
本上映を機に、 残された3万枚のネガから浮かび上がるサワダの魂をさらに今後50年へと次世代に繋いでいく動機になればと考えます。

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1996年に製作し劇場公開したドキュメンタリー映画 『SAWADA』のフィルムによる再上映と合わせて、特別シンポジウムを開催いたします。

映画『SAWADA』は1965年にベトナム戦争に報道カメラマンとして加わり、ハーグ世界報道写真展グランプリ、ピュリッツァー賞、ロバート・キャパ賞など多くの賞に輝いたカメラマン沢田教一の生涯を追った長編ドキュメンタリー。波乱の人生を送 った彼の人と生きざまを、数々の写真とサタ夫人ら肉親、高名な世界中のジャーナリストたちを含む友人・知人などの証言をもとに浮き彫りにした作品。(キネマ旬報ベスト10文化映画グランプリ、毎日映画コンクール記録文化映画部門グランプリ) 監督:五十嵐匠(『地雷を踏んだらサヨウナラ』『二宮金次郎』ほか)

沢田教一没後50年シンポジウム
【日程】11月7日(土)13:00~
【会場】東京都写真美術館
(〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内)
【登壇候補】
五十嵐匠(映画監督)/綿井健陽(ジャーナリスト)その他
テーマ:戦場カメラマンは今も存在するのか?-戦争を記録する意味を問う(仮)

『SAWADA 青森からベトナムへピュリッツァー賞カメラマン沢田教一の生と死』予告

画像: アジアンドキュメンタリーズ 配信「SAWADA 青森からベトナムへ ピュリッツァー賞カメラマン 沢田教一の生と死」予告編 youtu.be

アジアンドキュメンタリーズ 配信「SAWADA 青森からベトナムへ ピュリッツァー賞カメラマン 沢田教一の生と死」予告編

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監督:五十嵐匠
制作:小泉修吉
ナレーション:根津甚八
撮影:堀田泰寛 撮影助手:秋葉清功 録音:中山隆匡 音楽:寺嶋民哉
1996年/カラー/スタンダード/115分
配給:グループ現代
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11 月3日(火・祝)~11 月 15 日(日)東京都写真美術館にて公開
1 日 3 回上映予定(10:30/13:00/15:30)

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