映画『黒い暴動♥︎』『サラバ静寂』『転がるビー玉』の宇賀那健一監督が手掛けた2021年劇場公開予定の短編映画『異物』(出演:小出薫、田中俊介 他)の続編となる短編映画、『適応』の製作が決定したことが発表となります。
新感覚エロティック不条理コメディ『異物』の続編石田桃香×吉村界人×田中真琴
出演の短編映画『適応』製作決定!
今回製作が決まった『適応』は、『異物』の“あるもの”を受け継いだシュールな会話劇。
グラビアなどで活躍し、本作が映画初出演となる石田桃香、『サラバ静寂』に続き宇賀那監督と再タッグとなる吉村界人、そして『魔法少年☆ワイルドバージン』に続き宇賀那監督作品への出演となる田中真琴が出演しております。
また、先日発表となった「51th Nashville Film Festival(ナッシュビル映画祭)」と、「24th LA Shorts International Film Festival(ロサンゼルス国際短編映画祭)」に入選が決まった短編映画『異物』。その後、続いて「Oregon State International Film Fest 2020」、「International Shorts Film Festival」、「Varese International Film Festival」の映画祭でも入選が決定しました。
石田桃香(トモミ役)<コメント>
今回がはじめての映画出演でとても緊張しましたが、私の演じたトモミの味気なく退屈な日々に刺激を求めるところに共感でき、演じながらどこか自分にも重なっているような気持ちにもなりました。この感情はきっと誰もが1度は感じた事があると思うし、今この時も世界のどこかで、この作品のような事が起こっているかもしれない、そんな刺激を見逃しているかもしれないと、私自身もワクワクしたそんな作品です。皆さん是非ご覧下さい!!
<プロフィール>1997年生まれ、大阪府出身。
平成12年にNHK「Rの法則」で芸能界デビューその後2019年7月にグラビアデビューすると、各雑誌の表紙を飾り、浪速のピーチ姫、令和のグラビアクイーンと称される。2020年4月~YouTubeも開始し様々な媒体で活躍中!
吉村界人(コウダイ役)<コメント>
脚本を読ませて頂いた時に、
特殊な内容を演じてどう伝わるかを模索しておりました。
前作の「異物」を観て、宇賀那監督の脳内が気になってしまったのと非日常的な作品にあるシュールな表現みたいなものが昔から好きなのでトライしてみようと決めました。
今作は風変わりなテーマですが、
真剣だから笑えるシュールなエンターテインメント作品になっていると思います。
無秩序な会話劇が楽しみです。
<プロフィール>
1993年生まれ、東京都出身。2014年『ポルトレPORTRAIT』で映画主演デビュー。18年第10回TAMA映画賞にて最優秀新進男優賞を受賞。
主な代表作に、映画『太陽を掴め』『サラバ静寂』ドラマ『左ききのエレン』『エ・キ・ス・ト・ラ!!!』など。今後の公開予定に、映画『滑走路』、『ミッドナイトスワン』2020年秋、映画『無頼』2020年12月、映画『プリテンダーズ』2021年夏、映画『ジャパニーズスタイル』がある。
田中真琴(ミナ役)<コメント>
今回の作品で二度目の宇賀那監督の作品に出させて頂いたのですが、台本を頂いた時、今回も宇賀那監督の感性が詰まってて、実際どういう風に撮影するのか予想がつかな過ぎて、撮影当日がとても楽しみでした。2回目の共演の吉村界人さんには慣れていないタバコの吸い方も客観的に見てもらったりして、楽しい現場でした。ミナとコウダイの絶妙な空気感の中にいる変な生き物の違和感を皆様にも楽しんでもらえたらなと思います。
<プロフィール>
1995年1月30日生まれ。京都府出身。
感覚ピエロや、Bishのミュージック・ビデオに出演し、注目を集める。これまでに、ドラマ「時効警察はじめました」(19/EX)、「左ききのエレン」(19/MBS)、「きみが心に棲みついた」(18/TBS)など話題作に多数出演。
宇賀那健一監督<コメント>
不条理コメディである『異物』を撮影してから数カ月。変わってしまった現実の世界を目の当たりにして、どうしても続編が作りたいと思いました。いつものスタッフ、吉村界人くん、田中真琴さん、始発待ちアンダーグラウンドら馴染みのキャストとの撮影は、うんざりするような世の中で僕にとって何よりもホッとするものであったと同時に、石田桃香さん、樹智子さんというフレッシュな方々との仕事はとても刺激的でもありました。コーヒーとタバコとブルースとあいつ。お楽しみに!
<プロフィール>
1984年4月20日、東京都出身。青山学院経営学部経営学科卒業。 ブレス・チャベス所属の映画監督/脚本家/俳優。初監督した『発狂』がアメリカを中心とした数々の海外映画祭に入選。続く3作品がいずれもカンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーにて上映され、第21回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭では宇賀那健一監督特集上映が行われた。近年ではガングロギャルムービー『黒い暴動♡』が2016年に、娯楽が禁止された世界を描いた『サラバ静寂』が2018年、30歳を超えた童貞が魔法使いになるラブコメファンタジー『魔法少年☆ワイルドバージン』が2019年、NYLON JAPAN15周年記念映画『転がるビー玉』が2020年に公開した。『魔法少年☆ワイルドバージン』は世界三大ファンタスティック映画祭の一つである第38回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭に入選した。
【STORY】
トモミはいつもと変わらない下らない日常にイライラしながらバーでのバイトをしていた。そんな中、コウダイは急いでバーへ向かっていた。昔の彼女であるミナに、家に帰ったらいたあるものを見せるためである…。
■キャスト
石田桃香、吉村界人、田中真琴、樹智子、オクヤマ・ウイ、ムラタ・ヒナギク、フカミ・アスミ
監督・脚本:宇賀那健一
エグゼクティブプロデューサー:中原隆
助監督:平波亘、猫目はち 制作:真田和輝 撮影・編集:小美野昌史
照明:加藤大輝 録音・整音・効果・MIX:紫藤佑弥
衣装:小笠原吉恵 ヘアメイク:寺沢ルミ
音楽:小野川浩幸 VFX:若松みゆき 特殊造詣:千葉美生、遠藤斗貴彦
制作・配給・宣伝:Vandalism渋谷
製作:『適応』製作委員会
Ⓒ『適応』製作委員会
短編映画『異物』(洋題:Extraneous Matter)情報
■STORY
カオルは日々の生活に言い知れぬ閉塞感を感じていた。彼氏のシュンスケはご飯を食べるためだけに家にやってきては「美味しい」とも言わず帰っていく。出会い系アプリのアルバイトも、そこで働いている奴らも下らないことしか喋らず大嫌いだ。そんなある日、とあるものがカオルの家にやってくる…。
■CAST
小出薫 田中俊介
佐倉仁菜 春野恵 璃乃 宮藤あどね
短編映画『異物』
公式Twitter
https://twitter.com/ExtraneousMatt1
公式Instagram
https://www.instagram.com/ibutsu_movie/