『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と先日惜しくも91歳で亡くなった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだ不朽の感動作『海の上のピアニスト』が日本劇場公開から20年の時を経て、色鮮やかな4Kデジタル修復版でスクリーンに蘇る。
また、当時日本では公開されることのなかった、トルナトーレ監督が本当にやりたかった全てを描き切った170分にも及ぶイタリア完全版(HDリマスター)も待望の日本初公開となる。

画像1: ©1998 MEDUSA

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Y E B I S UG A R D E N C I N E M A、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国にて8月21日(金)からは4Kデジタル修復版、9月4日(金)からはイタリア完全版の公開が決定している本作品のエンニオ・モリコーネの楽曲を使用した部分を抜き取った本編映像が解禁されました。

画像2: ©1998 MEDUSA

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憶えていますか。あの船上で生まれた奇跡を―
海の上で生まれ、生涯一度も船を下りなかったピアニストの伝説

1999年に日本で公開され多くの映画ファンを魅了した映画『海の上のピアニスト』。それから約20年の時を経て、4Kデジタル修復版、そしてイタリア完全版として再び劇場で公開致します。

この度解禁されたのは、先日7月6日に、惜しまれつつも91歳で亡くなった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネによる音楽を使用した部分のみを切り取った本編映像です。

エンニオ・モリコーネ
1928年11月10日- 2020年7月6日
1928年、イタリアのローマ生まれ。50年以上にわたるキャリアの中で400本以上の映画音楽を手掛けた映画音楽界の巨匠。聖チェチーリア音楽院で作曲を学び、編曲家としてアーティストのキャリアをスタートする。1964年に担当したセルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』が大ヒットし、映画音楽家として本格的に活躍していく。その後、ハリウッドに進出し、テレンス・マリック監督の『天国の日々』(78)、ローランド・ジョフィ監督の『ミッション』(86)、ブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』(87)でアカデミー賞®にノミネート。その他『バグジー』(91)、『マレーナ』(00)でもアカデミー賞®にノミネートされ、2007年にはアカデミー賞®名誉賞を受賞。『鑑定士と顔のない依頼人』(13)では、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞作曲賞やヨーロッパ映画賞作曲賞を受賞。さらにクエンティン・タランティーノ監督作品『ヘイトフル・エイト』(15)で見事初のアカデミー賞®作曲賞に輝いた。
2020年7月6日、ローマの病院で死去。91歳没
なお『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)以降、全ての作品で組んできた盟友トルナトーレ監督によるドキュメンタリー映画『Ennio: The Maestro』(原題)が2020年にイタリアで公開予定。

解禁されたのは2つの『海の上のピアニスト』本編映像。

1つ目の曲は「Magic Waltz」
荒波に揺られる船内で躍るように動くピアノをこともなげに1900が演奏し船酔いしていたはずのマックスが感動で満面の笑みを見せるシーン。

画像: 映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの『海の上のピアニスト』より使用曲『Magic Waltz』の本編映像 youtu.be

映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの『海の上のピアニスト』より使用曲『Magic Waltz』の本編映像

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2つ目の曲は愛を奏でて」

1900が美しい少女に出会い一目惚れするシーンで、音楽によって1900の心境が心地よく伝わってくる場面。

画像: 映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの『海の上のピアニスト』より使用曲『愛を奏でて』の本編映像 youtu.be

映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの『海の上のピアニスト』より使用曲『愛を奏でて』の本編映像

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これまでに500作品以上の映画音楽を手掛けてきたエンニオ・モリコーネ。
巨匠が築いた輝かしい実績の中でも本作は音楽がある種の主人公とも言え、まさにエンニオ・モリコーネの音楽に存分に浸れる作品となっている。
奇しくもエンニオ・モリコーネの訃報が舞い込んだこのタイミングで、4Kデジタル修復版、イタリア完全版となって20年ぶりに日本で上映することが決まった『海の上のピアニスト』、この貴重な機会にぜひ大きなスクリーンでエンニオ・モリコーネの音楽を浴びながら観ていただきたい!

【STORY】
一枚のレコードに秘められた、たった一度の恋。
大西洋を巡る豪華客船の中で、生後間もない赤ん坊が見つかった。彼の名は1900=ナインティーン・ハンドレッド。世紀の変わり目を告げる1900年に因んで名付けられた。彼は船内のダンスホールでピアノを演奏し、類稀な即興曲を次々と作り出していった。そんなある日、彼は船内で出会った美しい少女に心を奪われてしまう。彼女が船を去った後、断ち切れない彼女への想いから人生で初めて船を下りることを決心する…。

監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽:エンニオ・モリコーネ
原作:アレッサンドロ・バリッコ

出演:ティム・ロス/プルイット・テイラー・ヴィンス/メラニー・ティエリー/ビル・ナン/ピーター・ヴォーン/クラレンス・ウィリアムズ三世

1998/アメリカ=イタリア合作/英語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/4Kデジタル修復版:121分・イタリア完全版(HDリマスター):170分/英題:THE LEGEND OF 1900/日本語字幕:柏野文映 字幕監修:中川慧輔

配給:シンカ
©1998 MEDUSA
後援:イタリア大使館 イタリア文化会館
サントラ盤:ソニー・ミュージックレーベルズ 
原作:「海の上のピアニスト」白水社刊

8月21日(金)より、Y E B I S U G A R D E N C I N E M A、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

★上映スケジュール★
YEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺では下記の日程で公開!
8/21(金)~4Kデジタル修復版 上映
9/4(金)~イタリア完全版 上映
※9/4(金)以降は「4Kデジタル修復版」と「イタリア完全版」との両作品を併映する可能性があります。

詳細は各劇場のHPをご確認下さい。

8月21日(金)より、Y E B I S U G A R D E N C I N E M A、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

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