「マンガ大賞 2015」をはじめ数々の漫画賞を受賞し、「モーニング」連載時から話題沸騰だった田島列島の長編デビュー作『子供はわかってあげない』を『南極料理人』(09)、『横道世之介』(13)などで知られる沖田修一監督が実写映画化した同タイトル『子供はわかってあげない』。
先日、公開延期(近日公開予定)が発表された本作。延期の発表を受けて、SNSでは、「いつか美波ちゃん達と会える日を心待ちに劇場で待ってます!な!」「公開延期になってもわくわくする時間が長くなって期待が高まるってことだから大丈夫!」など本作を楽しみにしているお客様から熱いコメントが多数投稿。その声を受けて、沖田監督が映画の予習にぴったりな(⁈)妄想プロダクション・ノートを執筆。映画の公式Twitter (@agenai_movie)にて7月4日(土)正午頃より連載が開始される。
本作は、“普通の女子高生”美波(上白石)が、ひょんなことから意気投合した同級生のもじくん(細田)と、ある日、美波のもとに突然届いた“謎のお札”をきっかけに、幼い頃に行方が分からなくなった美波の“実の父”(豊川悦司)を探す、ちょっぴり“普通じゃな い夏休み”を描く。この度、連載されるプロダクション・ノートは、沖田監督から見た、映画『子供はわかってあげない』の和気あいあいとした撮影現場の様子が記されている、 ...と思いきや、始まりから、猿や鳥が登場し、監督自身も叫び、窓ガラスに体当たり! 大きな池の中にドボン!! 等、真実か否か分からない内容になっている...。
沖田監督は、「本来ならば、先日にも、映画『子供はわかってあげない』は、めでたく公開を迎えるはずであったのだが、やむなく延期となったので、それまでに、なんとなく、忘れられないためにも、監督である沖田が、ここに制作日記を書こうと思う。定期的に連載していこうかと思う。できるだけ、間違いがないように書こうと思う。」とコメント。また今回の連載を記念して、沖田監督作品・映画『滝をみにいく』ポスタービジュアルのイラストを手掛け、雑誌、書籍、広告で活躍中の古谷充子が描き下ろしたイラストも解禁。個性豊かなキャラクター達の夏休みの思い出を、瑞々しく描いている。
今後、沖田監督、そして出演者たちにどんな展開が待ち受けるのか...。胸騒ぎの撮影現場を予感させる妄想プロダクション・ノートは、不定期に順次連載されていく。ぜひ映画の公式Twitterをフォローして、映画と共に楽しみたい。映画『子供はわかってあげない』は近日公開予定。
◾️STORY
高校2年、水泳部女子の美波はある日、書道部男子のもじくんとの運命の出会いをきっかけに、幼い頃に別れた父親の居所を探しあてる。何やら怪しげな父にとまどいながらも、海辺の町で夏休みをいっしょに過ごすが。。。心地よい海風。爽やかに鳴る風鈴。... 超能力⁈ そして、初めての恋に発狂しそう!
お気楽だけど、けっこう怒濤の展開。誰にとっても、宝箱のような夏休み、はじまりはじまり〜。
出演:上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、古舘寛治、斉藤由貴、豊川悦司
監督:沖田修一
脚本:ふじきみつ彦、沖田修一
音楽:牛尾憲輔
原作:田島列島『子供はわかってあげない』(講談社モーニングKC刊)
企画・製作幹事:アミューズ
配給:日活
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
©︎2020「子供はわかってあげない」製作委員会
©︎田島列島/講談社