7月3日(金)公開の石橋蓮司18年ぶりの主演作『一度も撃ってません』。様々な男の在り様を多くの作品で描いてきた阪本順治監督の最新作が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていたが、全国42の劇場で満を持して公開となる。

画像: ©︎2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ

©︎2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ

本作の公開を記念し、主人公・市川進(石橋蓮司)の日常を絶妙なセンスで描いたのは、雑誌『anan』『BRUTUS』『POPEYE』などでイラストや漫画を執筆するイラストレーター・漫画家の「死語くん」。
市川の愛おしいキャラクターにほっこりしてしまうのに加え、やけに豪華な脇キャスト達の個性溢れる特徴を捉えたシュールでクスっと笑える逸品となっている。

画像: 豪華すぎる共演陣に主演 石橋蓮司もビックリ!阪本順治監督最新作『一度も撃ってません』-公開直前にクスっと笑える「死語くん」のマンガが公開!

また、本作の公開を祝し、各界の著名人からコメントが届いた。

著名人から届いた絶賛のコメント

映画とは。この問いに全世界が揺れている。しかしこの小さな日本でその問いに対してのひとつのアンサーがうまれた。“かっこいい”とはという問い。この問いにも雷のようなアンサー。四人の”かっこよさ”。それは理屈ではなく生き様だと僕は興奮した。大技と小ネタが散りばめられた傑作。邦画のど真ん中とは阪本順治監督である。
(村上淳/俳優)

スクリーンでは、その人にしかない実人生から宿っている風情とか隠しきれない一瞬の面構えに、人は心を奪われるんだと思いました。おこがましいですが、僕はまた、無鉄砲な強い志をもちました。
(吉村界人/俳優)

諸先輩!カッコいい!
僕等世代が憧れた世代の役者の香りを思いっきり吸い込む幸せ!
このカッコ良さを笑う若者よ、今にわかるよ!
(小堺一機)

日本人もハードボイルドが板に付いてきた、と言われた時代があった。
ほんの一瞬。無口で、バーの片隅にいて、警句をポツリと漏らす。
連帯を求めて孤立を恐れず……か。そういう生き方に憧れた夜々があった。そんな映画だ、これは。石橋蓮司さん、ありがとう。
(宮崎哲弥/評論家)

日本史上最強のカルト映画!!!豪華出演陣!!!こんな映画見たことない!?
主役級の役者だけで作られる大人の悪戯の完璧なお手本が完成!!!
(ヴィヴィアン佐藤/ドラァグクイーン)

石橋蓮司さんはなんていい声なんだろう 。
もしあんな声を出してたら、田舎の商店街のオヤジさんだって ハードボイルドな人に見えるに違いない!
言い間違いまで演出されているなんて、どんだけ!?細部まで行き届いた大人の作品ですね!
(内田春菊/漫画家・作家)

黒澤満の匂いがした。これは、松田優作の『探偵物語』のスピンオフなのかも知れない。
終わって、in memory of Mitsuru Kurosawa
と流れたような気がした。
(荒井 晴彦/脚本家・映画監督)

『一度も撃ってません』予告

画像: 『一度も撃ってません』60秒予告(7月3日公開) youtu.be

『一度も撃ってません』60秒予告(7月3日公開)

youtu.be

ストーリー
市川進(いちかわすすむ/石橋蓮司)、御年74歳。タバコ、トレンチコートにブラックハット…大都会のバー「Y」で旧友のヤメ検エリート・石田(岸部一徳)や元ミュージカル界の歌姫・ひかる(桃井かおり)と共に夜な夜な酒を交わし、情報交換をする。そう、彼は巷で噂の“伝説のヒットマン”だ。今日も“殺し”の依頼がやってきた――。
がしかし、本当の姿は…ただハードボイルド小説を書きたい作家、ペンネームは御前零児(オマエレイジ)。ちなみに原稿は“時代遅れ”で全く売れてない。おまけに妻・弥生(大楠道代)の年金暮らし、なんとも情けない始末。担当編集者:児玉(佐藤浩市)も、市川の“伝説のヒットマン”という噂を信じればこそ長年付き合ってきたが…
実は、リアリティにこだわり過ぎた市川は“理想のハードボイルド小説”を極めるために、“殺し”の依頼を受けては、その暗殺の状況を取材しているのだった。
 エセ投資セミナーで金を巻き上げる守山(江口洋介)の暗殺など、過去多くの事件に関わったと噂される“なんちゃって”ヒットマン市川に、ついにツケが回ってきた。本当は“一度も人を殺したことがない“市川は、敵のヒットマン(豊川悦司)に命を狙われ、妻には浮気まで疑われることに!人生最大のピンチにばたつく”ハードボイルド気取りな小説家“の顛末を、世代を超えた豪華キャスト達で描き出す、かつてないオトナの良質エンターテイメントが誕生!

石橋蓮司 大楠道代 岸部一徳 桃井かおり
佐藤浩市 豊川悦司 江口洋介 妻夫木聡 新崎人生 井上真央
柄本明 寛 一 郎 前田亜季 渋川清彦 小野武彦 柄本佑 濱田マリ 堀部圭亮 原田麻由

監督 阪本順治
(『半世界』『エルネスト もう一人のゲバラ』『団地』『大鹿村騒動記』ほか)

脚本 丸山昇一
(『行きずりの街』ドラマ「探偵物語」「あぶない刑事」シリーズほか)

製作:木下グループ / 配給:キノフィルムズ

©︎2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ

2020年7月3日(金)全国ロードショー

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