新型コロナウィルスにより撮影が中止・延期となるなどして生活に支障をきたす俳優・女優に対し、一人当たり3万円の現金を給付する制度を東京都渋谷区の株式会社ギローチェ(映像制作事業)により、発表されました。
2020年6月15日から7月20日の約1ヶ月間申請を受け付け、対象となった方100名に7月31日に支給を行う。今後とも俳優業を続けていきたいと考える前向きな方々への支給を行いたいとのこと。
以下、株式会社ギローチェにより発表された概要となります。
★映像制作を手がけるギローチェが、なぜ支援金の給付に踏み切ったか。
俳優・女優という職業はなくてはならないものであり、多くの人に感動を与えてきた。ギローチェも同様、俳優・女優さんとの仕事の中様々な感動や気づきをもらってきた。しかし今、新型コロナウィルスの影響により仕事が減少し、ギャランティ制の俳優・女優にとって非常に厳しい局面を迎えている。今回の支援制度により、少しでもこの状況を乗り越える手助けをし、表現者として是非今後も感動を届けて欲しいという思いが本制度の原動力となっている。
★100名を超える申請があった場合の選考について
本制度は先着順での支給ではない。
所定の資料を締切までに用意すること、過不足なくメールの本文に必要事項を記入すること、アピールをすることなど、普段のオーディションと同じように俳優・女優としての最低限の社交性やリテラシー、魅力、俳優業に対する想いに注目して選考する。
★株式会社ギローチェ代表 J.K.Wangについて
1990年生まれ。立命館大学を卒業後俳優を目指して上京。
俳優を目指すも演出に興味が芽生え、映像ディレクターに転身。2019年株式会社ギローチェ設立。同社代表取締役に就任。映像映像ディレクターであり、最近ではイベントのプロデュース、俳優のマネジメントにも注力している。「かつて俳優だった」という背景が演じ手に対するリスペクトに繋がり、今回の制度の発足に前向きになった一つの要因となっている。
<アクターズ支援金制度の概要>
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、出演予定だった撮影等の仕事の中止・延期が相次ぎ、生活に支障をきたす俳優及び女優が増加傾向にある。映像制作会社である株式会ギローチェはこうした状況の支援を推し進めるべく、俳優・女優に対し、1人当たり3万円の支援金を給付させて頂くことを決定。支援可能人数は100名。性別・年齢・国籍・経歴・所属の有無に関係なく申請可能。
<申請できる方の条件>
申請できる方の条件として、
「2020年6月現在、俳優・女優として活動をしていること」
「出演が決定していた案件が新型コロナウィルスの影響により中止もしくは延期となってしまった方。及びその証明ができる方」
の他、
「当支援金を生活に不可欠な出費や表現者として有意義な出費に充てて頂ける方」
「今後も俳優活動を続けて下さる方」
など俳優活動の今後の期待を感じさせるユニークな条件を挙げている。
申請条件・申請フォームはこちら↓
https://guilloche.jp/information/actors_fund/
<提出書類>
株式会社ギローチェのウェブサイト(https://guilloche.jp/information/actors_fund/)に記載の所定の資料をメールで送ることでエントリーをすることができる。資料の内容は、「普段役者活動で使用しているプロフィール資料」や「撮影の中止もしくは延期が証明できる資料」や「普段俳優業をしていることが分かる過去の映像もしくは舞台の出演作データもしくはURL」など。
<支援金申請方法>
actors_fund@guilloche.jpにメールをすることで簡単に申請が可能。
詳細はウェブサイト(https://guilloche.jp/information/actors_fund/)に記載
<申請開始日>
2020年6月15日(月) 9:00
<申請締め切り>
2020年7月20日(月)23:00
<選考の結果、給付対象となった方へのご連絡>
2020年7月27日(月)より順次メールにてご連絡
<入金予定日>
2020年7月31日(金)
申請条件・申請フォームはこちら↓