水俣病の惨状を取材し、世界に伝えた写真家ユージン・スミスを題材にした映画『MINAMATA』。ユージン・スミスを演じるジョニー・デップ自身が提案し、プロデューサーとしても名を連ね、この作品に対する熱い思いがあふれた作品。
ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映され、海外での初映像も公開されました。
出演は、ジョニー・デップのほか『ラブ・アクチュアリー』にて英国アカデミー賞 助演男優賞などを受賞したビル・ナイや、日本人としては、『バトルロワイヤル』(2000)『Vision』(2018)の美波がユージン・スミスとともに、当時水俣を撮影したアイリーン・美緒子・スミスさんを演じるほか、ハリウッドなど海外での活躍がめざましい真田広之に加え、浅野忠信、加瀬亮、國村隼といった国際派俳優が一堂に結集し、そして音楽は、坂本龍一が参加している。
監督は、アーティストとして絵画や彫刻などを発表するとともに、俳優としても活躍しているアンドリュー・レヴィタス。
ベルリン国際映画祭で上映された『MINAMATA』映像
以下「報道ステーション」ANN NEWSの映像では、ベルリン国際映画祭での上映でのジョニー・デップへの単独インタビューや、真田広之さんのインタビュー映像も。
また、アイリーン・美緒子・スミスさんが「水俣病は終わっていない、今日、現在も続いているということを、世界に知ってもらえる機会になる」とコメントする映像も収録されています。