『パッチギ!』『黄金を抱いて翔べ』など、数々の話題作を世に送り出してきた鬼才・井筒和幸監督。その8年ぶりとなる新作『無頼』が、5月16日(土)より新宿 K’s cinemaほか、全国順次ロードショーにて公開されます。
その公開に先駆け、公式YouTubeチャンネル「井筒和幸の監督チャンネル」を3月17日より期間限定で開設いたします。
内容は映画「無頼」の時代設定と同じく“昭和”を中心に、1956年から98年までの戦後史を10回に分け、映画の中のシーンや印象的なセリフをテーマに構成。「本当の昭和を知って欲しい」「時代を昭和に戻したい」という井筒監督の熱いメッセージのもと、トークは初回から、朝鮮戦争とプロレス談議、原水爆実験から魚肉ソーセージ、そして美空ひばりをはじめとする昭和の芸能界まで、とても今のテレビでは聞けない興味深い話、ギリギリの裏話が次々に飛び出し、映画だけにとどまらず、世代論や社会批評、サブカルチャーの歴史などが縦横無尽に語り尽くされます。
レギュラー出演の井筒和幸監督とジャーナリスト二木啓孝氏のテンポあふれる掛け合いを中心に、各回に映画評論家の森直人氏、「無頼」の出演俳優である柳ゆり菜、木下ほうか、清水伸、佐藤五郎らがゲストとして登場、彼らとのクロストークもこのチャンネルの大きな魅力になっておリます。
■「井筒和幸の監督チャンネル」
井筒和幸監督コメント付き-その8年ぶりとなる新作映画
『無頼』予告
【ストーリー】
太平洋戦争に敗れ、貧困と無秩序の中に放り出された日本。焼け跡から立ち上がった大衆は、高度経済成長のもとで所得倍増を追い、バブル崩壊まで欲望のままに 生きて、昭和が去ると共に勢いを止めた。理想の時代から、夢の時代、そして虚構の時代へ──。誰もが豊かさを欲する社会の片隅で、何にも怯むことなく、たった一人 で飢えや汚辱と闘い、世間のまなざしに抗い続けた“
無頼の徒”がいた。やがて男は一家を構え、はみだし者たちを束ねて、命懸けの裏社会を生き抜いていく......。過ぎ去った無頼の日々が今、蘇える。正義を語るな、無頼を生きろ!
監督:井筒和幸
出演: 松本利夫(EXILE)
柳ゆり菜 中村達也 ラサール石井 小木茂光 升毅 木下ほうか
2020 年/日本/146 分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/R15+
配給:チッチオフィルム
配給協力 ラビットハウス
©2020「無頼」製作委員会/チッチオフィルム