直木賞・本屋大賞受賞作家:辻村深月のヒューマンミステリーを、『あん』『光』の河瀨直美監督が実力派キャストを揃えて映画化した『朝が来る』が6月5日に全国公開となります。

実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ「特別養子縁組」によって、新たに芽生える家族の美しい絆と胸を揺さぶる葛藤を描く。実の子を持つことが叶わなかった夫婦、栗原佐都子役に永作博美、栗原清和役に井浦新。望まぬ妊娠をし、実の子を育てることができなかった少女・片倉ひかり役に蒔田彩珠。そして栗原夫婦と片倉ひかりを引き合わせる人物・浅見静恵役を浅田美代子が演じ、実力派俳優が、人間の真実に踏み込む演技で圧倒する。血のつながりか、魂のつながりか──現代の日本社会が抱える問題を深く掘り下げ、家族とは何かに迫り、それでも最後に希望の光を届ける感動のヒューマンドラマが誕生した。

画像: [原作]辻村深月×[監督]河瀨直美!20万部を越えるベストセラー小説を映画化『朝が来る』。C&Kが、書き下ろし新曲「アサトヒカリ」で、初の映画主題歌!

このたび、本作の主題歌情報を解禁。CLIEVY(クリビー)とKEEN(キーン)からなる男性二人組シンガーソングライターユニットC&Kが、映画の為に書き下ろした新曲「アサトヒカリ」が完成した。

昨年、2019年の春、C&Kが歌唱出演したテレビ番組に、コメンテーターとして河瀨直美監督が出演していた、偶然の出会いからこの取り組みは始まった。
それから約1年、この楽曲は、C&Kのこれまでの制作のスタイルとは異なり、この映画に向けてC&Kが書き下ろし、監督や映画スタッフとタッグを組み、それぞれの意見を交わし切磋琢磨し完成した「アサトヒカリ」は、C&Kとして初の映画主題歌となる。

その取り組みは、テーマにあった楽曲を提供するに留まらず、楽曲自体が映画の中で、主人公達の日常に寄り添うバイプレイヤーの様な役割を担っている。映画の中で美しく印象的に描かれている、“眩い木洩れ陽”や“穏やかにきらめく海”。それらの風景と同じように、 「アサトヒカリ」は、主人公達の幸せを祈り優しく包み込む様な作品となっている。   

画像: ■C&K INFORMATION Official HP https://c-and-k.info/

■C&K INFORMATION
Official HP
https://c-and-k.info/

特報では、実の子を持てなかったが特別養子縁組によって新たな希望と出会った夫婦と、実の子を育てることができず悲しみに暮れる少女の対比から始まる。胸を締めつけられるような、佐都子(永作)や清和(井浦)の苦悩する姿や、ひかり(蒔田)の哀切この上ない表情も切り取られている。特別養子縁組で男の子を家族に迎え、3人で幸せな生活を送っているかと思えば、一転して「子供を返してほしいんです。」と謎の女からの電話で不穏な空気が漂い始める。「あなたは一体、誰ですか」と深刻な表情で問いただす佐都子や、「お母さんはあなたではないと思います」と真剣に訴えかける清和、しあわせな家族に迫る危機も映し出されている。はたして、突然現れた女は何者なのか、何が目的なのか?一本の電話から、二人の母と子の運命が動き出す―。

映画『朝が来る』特報

画像: 映画『朝が来る』特報(30秒)6月5日(金)公開 youtu.be

映画『朝が来る』特報(30秒)6月5日(金)公開

youtu.be

≪STORY≫
「子どもを返してほしいんです。」平凡な家族のしあわせを脅かす、謎の女からの1本の電話。この女はいったい何者なのか―。一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和と佐都子の夫婦は「特別養子縁組」というシステムを知り、男の子を迎え入れる。それから6年、夫婦は朝斗と名付けた息子の成長を見守る幸せな日々を送っていた。ところが突然、朝斗の産みの母親“片倉ひかり”を名乗る女性から、「子どもを返してほしいんです。それが駄目ならお金をください」という電話がかかってくる。当時14歳だったひかりとは一度だけ会ったが、生まれた子どもへの手紙を佐都子に託す、心優しい少女だった。渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女には、あの日のひかりの面影は微塵もなかった。いったい、彼女は何者なのか、何が目的なのか──?

【原作】辻村深月 『朝が来る』(文春文庫) 
【監督・脚本】河瀨直美  【共同脚本】髙橋泉

永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子
佐藤令旺 田中偉登/中島ひろ子 平原テツ 駒井蓮
山下リオ 森田想/堀内正美 山本浩司 三浦誠己 池津祥子 若葉竜也 青木崇高/利重剛

【製作】キノフィルムズ・組画
【配給】キノフィルムズ/木下グループ

©2020『朝が来る』Film Partners

6月5日(金)全国公開

This article is a sponsored article by
''.