一昨年全米で公開され、全米累計興収は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)『グレイテスト・ショーマン』(2018)などの人気作を上回る1億8800万ドル以上を稼ぎ出し、2018年度No.1(BoxOfficeMojo調べ)ヒットホラーとなった映画『クワイエット・プレイス』。日本でも「音を立てたら、即死。」というキャッチコピーが話題となり、スマッシュヒットを記録!!ついに、その続編となる映画『クワイエット・プレイスPARTⅡ』が5月8日(金)に日本公開します。

米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の“95%Fresh”と大絶賛され、90分間“呼吸の音さえ恐怖に変わる”劇場の緊張感が、新たな映画体験だと『IT/イットTHE END“それ”が見えたら、終わり。』の原作者スティーヴン・キングや、クリス・プラット『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、ライアン・レイノルズ「デッドプール」シリーズらがこぞってSNS上で作品を絶賛するなど著名人からの口コミも殺到した前作。社会現象級大ヒットのサバイバルホラーが、更なる“沈黙”とスケールでサバイバルバトルとして再び帰ってきます!

出演キャストは前作同様、母親・エヴリン役を実力派女優エミリー・ブラント、自身も役柄と同じ聴覚障害を持つ『ワンダーストラック』の新星ミリセント・シモンズ、本作や『フォードVSフェラーリ』で活躍中のノア・ジュプが娘・リーガン役と息子・マーカス役で引き続き出演。実生活でもエミリーと夫婦で知られ、前作で夫・リー役&監督をつとめたジョン・クラシンスキーが同じくメガホンをとります。そして、新キャストでは、一家が出会う謎の生存者として『ダンケルク』(17)、『ダークナイト ライジング』(12)のキリアン・マーフィ、他『ブラッド・ダイヤモンド』(06)、『キャプテン・マーベル』(19)のジャイモン・フンスーが加わり、どのようなストーリーが展開するのか期待が高まっている本作。

映画『クワイエット・プレイスPARTⅡ』 ワールドプレミア実施概要
■日程(現地時間):3月8日(日)※日本時間:3月9日(月)
■場所:ローズ・シアター
(ジャズ・アット・リンカーン・センター フレデリック・P・ローズ・ホール内)
■ゲスト:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、キリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスー、ジョン・クラシンスキー監督、マイケル・ベイ(製作)、アンドリュー・フォーム(製作)、ブラッド・フラー(製作)

以下、レポート

全米での公開を3月20日(金)に控え、本作のワールドプレミアをアメリカ・NYにて3月8日(日本時間3月9日)に開催した。全米累計興収1億8800万ドル以上を稼ぎ出した大ヒット作の続編ということもあり、熱気に包まれた会場には、ヨーロッパ各国など世界中から多くの報道陣が集結。

レッドカーペットに到着したのは、主演のエミリー・ブラントと、プライベートでもエミリーのパートナーあり、前作で夫・リー役&前作に引き続き監督を務めるジョン・クラシンスキー。
エミリーはアレキサンダー・マックイーンの真っ赤なレザードレスに身を包み、ジョンはエミリーとは対照的なブルーのスーツで登場した。そして、アボット家の娘・リーガン演じるミリセント・シモンズは、エレガントなブルーのサテンドレス姿で登場。息子・マーカス役のノア・ジュプは残念ながら欠席であったものの、アボット一家の集合に、会場からは一際大きな歓声が上がった。

画像: 左よりエミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ジョン・クラシンスキー監督

左よりエミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ジョン・クラシンスキー監督

画像: エミリー・ブラント

エミリー・ブラント

画像: ジョン・クラシンスキー監督

ジョン・クラシンスキー監督

大きな注目を集める中、ついにこの日を迎え、ジョン監督は「大きく派手なだけの続編映画は作りたくなかった」と本音を明かし、スケールアップした本作へ「生存者は恐怖だらけの環境で、より恐ろしい時代を生きているんだ」とコメントを寄せている。
新キャラクターについても、「キリアンとジャイモンが加わってくれたのは、とても素晴らしかった。観客は初め、彼らに曖昧な感情を持つことになる。良い奴か悪い奴かわからないうえ、信じて良いのか、信じてはいけないのかもわからないからね」と期待膨らむメッセージも送っている。
また、強き母・エヴリンを演じ、「エヴリンというキャラクターが大好きだったから、彼女をもう一度演じることができて嬉しかった。周りの出来事が彼女を感情的にするから、より緊張感を保ちながら演じたわ」を明かすエミリー。ジョン監督とは“前作のプレッシャーを感じずに、また前作と同様な内容を再現しないこと”を約束したそうで、「彼は非常に協力的で、私のアイデアも喜んで聞いてくれる。私たちが一緒にうまく働ける理由は、お互い創造的で、好きな事や心を動かす事に、お互いが合わせることができるからなの」と夫婦で取り組む秘訣を語った。

画像: キリアン・マーフィ

キリアン・マーフィ

画像: ジャイモン・フンスー

ジャイモン・フンスー

そして、ミリセント・シモンズは「撮影での思い出はいっぱい!楽しかったのは自分でスタントしたこと。ようやく今回、自分でスタントに挑戦したと言えるの」と笑顔でコメント。スケールアップした本作について、「今回はよりエモ―ショナリーで、アクションが増えてるわ!彼らは安全を模索するためにそれぞれ旅に出るの」と明かし、「本作をぜひ観てください!きっとあなたは怖がるはず!」と手話で日本のファンに向けてメッセージを送った。

画像: ミリセント・シモンズ

ミリセント・シモンズ

また、新たな“謎の生存者たち”を演じる新キャストのキリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーも登場。ブラック一色に身を包んで登場したキリアンは、本作では一見気付かない風貌で“謎の生存者”エメット役で出演している。本作のオファーを受けた時、「髭を伸ばさないとならない!って思ったよ(笑)」と冗談を飛ばしつつも、「1作目をとても気に入っていたのでワクワクした」と当時の心境を振り返る。自身が演じる新キャラクターについて、「彼は出口のない旅を続けている複雑でエモーショナルなキャラクターなんだ。演じていて楽しかったよ」と語り、最後に、「この映画を楽しんで欲しい」と日本のファンへメッセージを寄せた。また、ネイビーカラーのベスト付きのスーツ姿で登場したジャイモンは、「エミリーとジョンは素晴らしいカップルだよ。一緒に取り組んで、更なるレベルへと作品を仕上げた」と絶賛。そして、「車の運転で死にかけたよ!」と衝撃の撮影秘話も明かした。

“沈黙”の中でただ生き延びようと怯えていた前作から物語が大きく動き出す本作。燃えてしまった家を後に新たな避難場所を探しに出発するアボット一家に何が起こるのか…「音を立てたら、“超”即死」の世界を舞台に描く、“沈黙”のサバイバルバトルの幕開けに注目!

『クワイエット・プレイス PARTⅡ』特報映像

画像: 『クワイエット・プレイス PARTⅡ』特報映像 youtu.be

『クワイエット・プレイス PARTⅡ』特報映像

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■監督・脚本・製作・出演:ジョン・クラシンスキー 
■製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラー

■出演:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ、キリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスー 

■北米公開:2020年3月20日
■原題:A Quiet Place: Part II 

■配給:東和ピクチャーズ
(C) 2019 Paramount Pictures. All rights reserved.

■公式Twitter:@Quietplace_JP 

5月8日(金) 全国公開

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