累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説「罪の声」の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあてがきし、2018年本屋大賞にランクインするなど、話題・評判ともに世間の注目を集めたベストセラー小説「騙し絵の牙」(角川文庫刊)。その前代未聞の小説が、ついに実写映画化、6月19日(金)に全国公開となります。

画像1: ©2020「騙し絵の牙」製作委員会

©2020「騙し絵の牙」製作委員会

舞台は大手出版社「薫風社」(くんぷうしゃ)。かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。 雑誌は次々と廃刊のピンチに陥り、会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる...が、この一見頼りない男、 実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた!

主人公の雑誌編集長・速水役には、もちろん本作の主人公としてあてがきされた、国民的人気俳優の大泉洋。 本人のイメージ通り、飄飄とした性格と軽妙なトークで親しみを感じさせ、誰にでも愛される“人たらし”である一方、 速水が隠し持つ“牙”とは――。 また、その速水の策略に巻きこまれていく新人編集者・高野役には、大泉と映画初共演の松岡茉優。薫風社の重役として、大改革を裏で進める東松役に佐藤浩市。

さらに、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼など日本を代表する超豪華俳優陣が大集結。
それぞれがクセモノ揃いのキャラクターを見事に演じます。

監督は、『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞及び最優秀監督賞、『紙の月』で 第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した吉田大八。
脚本は『天空の蜂』の 楠野一郎と吉田監督による共同執筆。

軽妙でコミカルな会話劇!組織とのスリリングな攻防!崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる、仁義なき騙し合いバトル。廃刊の危機に瀕した雑誌編集長・速水の仕掛ける大逆転の奇策とはー?
大泉洋×吉田大八×オールスターキャストが贈る、逆転連発エンターテイメントが遂に誕生します!

画像2: ©2020「騙し絵の牙」製作委員会

©2020「騙し絵の牙」製作委員会

キャスト・監督 映画化へのコメント

■大泉 洋 速水輝 役(薫風社カルチャー誌「トリニティ」編集長)
私を主人公として当て書きした塩田先生のベストセラー小説の映画化が決定し、 いよいよ撮影に入ります!もちろん主演は私が務めさせていただきます。 とりあえず別の俳優さんに役を奪われなくて良かったと、ホッとしております(笑)
また共演に松岡茉優さん、佐藤浩市さんと伺い、
これほど心強い共演者は居ないと歓喜しております。
お2人とは「上司と部下」という関係になりますが、台本上も一癖も二癖もある役どころなので、 今からどんなお芝居になっていくのか楽しみでしかありません!
吉田大八という素晴らしい監督と共に、原作とはまた違う、
映画版としての魅力を持った『騙し絵の牙』を創り上げたいと思います。ご期待ください。

■松岡茉優 高野恵 役(薫風社文芸誌「小説薫風」の新人編集者)
実家が町の本屋さんをやっている恵は小さい頃から本、そして本が好きな人たち、
人と本との出会いを日常的に目撃してきました。
私自身小さい頃から本が好きで、小説も漫画も雑誌も実用書も読みますが、
その形は年々変化し今では紙の本と電子が半々です。出版業界の今を描く今作で、
これからの本はどうなっていくのか、どうなっていけるのか、皆様と模索していけたらと思っています。
吉田監督とは『桐島、部活やめるってよ』以来となります。
16歳だったあの時から8年経ち、私は24歳になりました。
有難いことにあれから様々な現場を経験させて頂きましたが、8年経ったのに、とがっかりされないか。
あの時より成長出来ているのか、もしかしてあの時より良くなかったりして。
などなど吉田監督への想いで溢れます。
時間が経ってまた呼んで頂けたことを誇りに思い、緊張感を持ち、
憧れの先輩方との共演に胸を躍らせながら日々過ごしていけたらと思います。
ぜひ楽しみにしていてください。

■佐藤浩市 東松 役(薫風社専務・次期社長候補)
大泉洋くんとは前作『こんな夜更けにバナナかよ』ではほとんど絡みはなく、『清須会議』以来のお芝居になります。 突っ走り続ける大泉洋を間近で見るのを楽しみに現場に行かせてもらいます。

■監督:吉田大八
誰しもいつかは負けるので、人間はいま負けているか、勝ちながら負けることを予感しているかに分かれます。 それがわかっていても何故か戦ってしまう、どうしようもなく面倒で熱苦しい人間たちの映画を作りたいと思います。 テーマはもちろん「負けて勝つ!」です。 初めましての大泉洋さんと佐藤浩市さん、そしてお久しぶりの松岡茉優さんとの仕事を心から楽しみにしています。

【STORY】
最後に笑うのは誰だ!? 全員クセモノ!仁義なき騙し合いバトル、遂に開幕!
大手出版社「薫風社」に激震走る!かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる...が、この一見頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた!
嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは!?

監 督:吉田大八
脚本:楠野一郎 吉田大八
原作:塩田武士「騙し絵の牙」(角川文庫/KADOKAWA刊)
出演:大泉洋 松岡茉優
宮沢氷魚 池田エライザ/斎藤工 中村倫也
佐野史郎 リリー・フランキー 塚本晋也/國村隼
木村佳乃 小林聡美 佐藤浩市

■配給:松竹
■製作スケジュール:2019年10月30日クランクイン~12月中旬クランクアップ、4月完成予定
公式Twitter: @damashienokiba

6月19日(金)全国ロードショー

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