2020年1月21日 昭和を代表するアクションスター宍戸錠さんが、東京・世田谷区の自宅で死去。
86歳。
映画会社日活の第一回ニューフェイスとして所属後、『警察日記』でデビュー。
日活黄金期にはより強い個性を演じられるために自ら進んで豊頬手術を受け、よりアクの強い役柄を演じ、「渡り鳥」シリーズなど数多くの映画で主人公の敵役として出演しました。
その後、”エースのジョー”という愛称で親しまれ、小林旭さんなどと並んで押しも押されぬスターとなり、映画業界のの衰退後は、テレビへと活動の場を移し、ドラマをはじめバラエティ番組などでも活躍しました。
突然の訃報に、日本でも「私立探偵 濱マイク」シリーズで共演した永瀬正敏さんをはじめ多くの人々が、ツイッターでコメントをあげています。
宍戸さん、、、残念で残念でなりません。
— 永瀬正敏 Masatoshi Nagase (@m_nagase_66) January 21, 2020
言葉や背中で沢山の事教えて頂きました。
有難うございました
心から御冥福をお祈りします。
R.I.P. Mr. Joe Shishido
永瀬正敏 pic.twitter.com/r5474k4W47
また、海外でもここ数年、鈴木清順監督などの60年代の日本映画に再度注目が集まる中、数多くの宍戸錠さんの出演作が世界各国の映画祭などでも上映されており、多くの人に名前が知られるようになっている中で、すでにツイッターでは、Jo Shishidoとして、世界各国の映画人などから哀悼の言葉を寄せています。
シネフィルでは、日活の黄金期に輝いた宍戸錠さんの60年代の映画作品の予告を中心に、予告等を構成させていただきます。
R.I.P
『危いことなら銭になる』(1962年、日活)中平康監督
『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』(1963年、日活)鈴木清順監督
下記のサイトでは珍しいダンスシーンがご覧いただけます。