2019 年 2 月に開催されたした HIKARI 監督の初⻑編監督作品%%『37 セカンズ』の日本劇場公開が 2020 年 2 月 7 日(金)に決定!新宿ピカデリーほか全国順次ロードショーとなります。
ベルリン国際映画祭のほかトロント国際映画祭を始めとする世界各地の映画祭から招かれ、第 18 回ローマインディペンデントフィルムフェスティバルではグランプリ、第 39 回ハワイ国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門では新人監督賞および第 42 回ミルバレー映画祭ワードシネマ部門マインド・ザ・ギャップ にて観客賞を受賞!加えてストリーミング配信大手のNetflixでの海外配給も決定するなど「日本映画を新しいステージへと昇華させた作品」と、すでに世界中の映画ファンから熱気をもって迎えられている本作。
生まれた時にたった 37 秒間呼吸が止まっていたことが原因で、手足が自由に動かない身体になった主人公・貴田ユマ(佳山明)。親友の漫画家のゴーストライターとして働いて自分の作品として出せないことへの寂しさや⻭がゆさ、そしてシングルマザーでユマに対して過保護になってしまう母・恭子(神野三鈴)との生活に息苦しさも感じていた。自分にハンディ・キャップがあることをつきつけられる日々だか、それでも 23歳の女性として望んでいいことだってあるはず。そんな思いの狭間で揺れる日々。そんな時、ある出来事をきっかけに、ユマの人生は大きく変わり、自らの力で『新しい世界』を切り開いていくことになる・・・。本作は、自己表現を模索しようともがく中で、様々な人たちと出会い、思いもよらない展開でドラマティックにひとりの女性の成⻑を描いた物語です。
解禁されたポスタービジュアルは、主人公・ユマの表情をアップでとらえたもの。
自分の意思でこれからの人生を動かすことを決意した女性だけが手に入れることができる美しい未来を、カラフルな光のグラデー ションで表現しています。
ベルリン国際映画祭にて史上初の2冠となる、パノラマ部門の最高賞(観客賞)と国際アートシアター連盟(CICAE)賞を獲得!
本予告は異常に過保護な母親と閉ざされた場所から抜け出し、初めて自分の意思で外の世界へと飛び出して行こうとする主人公・貴田ユマの姿を切り取ったもの。自分がゴーストライターとして影で支える友人の漫画家(萩原みのり)のサイン会に足を運ぶがまるで他人のように無視され、そのやりきれない状況から抜け出そうと原稿を自力で編集部に持ち込んでみたが「作家に経験が無いのに、いい作品は作れないのよ」と、これまでの自分の人生を全否定されるような現実を突きつけられてしまう。「1 秒でも早く生まれていたら、自由に生きられたのかもしれない」・・・そんな葛藤を振り切るように初めて一人で出かけた夜の街で、思いがけず経験することになった“外の世界”。まさにこれからユマ の「時が動き出す」 ことを思わせる映像となっております。
流れるポップな楽曲は世界最大規模で開催されるアメリカの音楽祭「S X S W」に 2 年連続出演、経済誌「Forbes Japan」(2018 年 10 月)では“世界を変える 30歳未満30 人の日本人”に選出されるなど
音楽シーン以外でも大きな注目を集める女性4 人組ユニット「CHAI」が手がけた「N.E.O.」<発売中/Sony MusicEntertainment (Japan) Inc.>。“NEOかわいい!” J-POPで世界中を沸かせる彼女たちの楽曲がこれまで自分で自分を縛っていた価値観から少しずつ踏み出していく主人公の心情と絶妙なリンクを果たしています。
監督は本作が⻑編デビュー作となる HIKARI。18歳から渡米して映画を学び、本作のセンセーショナルな登場とすでに海外各国からの高い評価を受け、ハリウッドから企画のオファーが何本も舞い込んでいる。さらに主演は、 身体に障害を持つ女性たちを日本全国で一般公募し、約100名の応募者の中から監督に見出された佳山明。今回 で演技初経験となるが、その周りを囲む豪華実力派俳優たちのリアリティ溢れる演技力も見逃せない。
監督・脚本:HIKARI
出演:
佳山明、神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子、熊篠慶彦、萩原みのり、宇野祥平、芋生悠、渋川清彦、奥野瑛太、石橋静河、尾美としのり/板谷由夏
2019 年/日本/115分/原題:37Seconds/PG-12/
配給:エレファントハウス、ラビットハウス/
(C)37Seconds filmpartners
挿入歌:「N.E.O.」CHAI <Sony MusicEntertainment (Japan) Inc.>