男の世に、平和などあるものか ─“男しかいない世界”という設定と色彩感覚で観る者の多くを虜にしてきた広田レオナ監督の『お江戸のキャンディー』シリーズ、待望の第 3 弾『遮那王』の公開いたします。
源氏・平家にまつわる物語や歴史をベースに、広田レオナのオリジナル脚本による男たちの愛憎劇が豪華キャストに より繰り広げられる本作には、遮那王(後の源義経)役に子役から活躍し今や実力派俳優となった須賀健太、弁慶 役に『仮面ライダーオーズ』で人気を博した三浦涼介、頼朝役に2.5次元の枠を超えて映画などでも活躍している廣瀬智紀、平知盛役にミュージカル『刀剣乱舞』に出演している伊万里有、お政役にドラマ『水戸黄門』の 7 代 目佐々木助三郎役に抜擢された財木琢磨、お静役に MANKAI STAGE『A3!』茅ヶ崎至役で人気の立石俊樹。頼朝 が溺愛する娘大姫役には、新海誠監督の新作『天気の子』の主人公・森嶋帆高役に大抜擢され、舞台『弱虫ペダル』 新インターハイ篇でも主演を務めた醍醐虎汰朗という若手に加え、またベテラン勢では、梶原景時役に吹越満、 平清盛役に竹中直人、後白河法皇に石橋蓮司、ナレーションに麿赤児など個性派の名優が名を連ねている。
2,200 枚のチケットが 5 分で完売した 9 月 14 日(土)の完成前イベントでは、キャスト 4 名(三浦、廣瀬、 立石、和合)と広田監督が登壇。グッズ販売に長蛇の列が出来るなど、未だ見ぬ本作に対する期待の高さが伺えた。
映画『遮那王』は、11/22(金)より池袋 HUMAX シネマズにて公開。
尚、初日は須賀健太、三浦涼介、廣瀬智紀の舞台挨拶付き(予定)。続いて下北沢トリウッド、2020 年新春には大阪・シネヌーヴォ、名古屋・シネマスコーレで 公開。
また、11/2(土)からは前作『お江戸のキャンディー1&2』が下北沢トリウッドでリバイバル上映される。
<あらすじ>
限りなく平安、鎌倉時代に似たそこは男しか存在しない時空。栄華を誇る平家は地上に、破れた源氏は地下の冬窟にそれぞれ住まう。
強く華麗で家来の弁慶のみならず誰もがひと目で魅了されてしまう、源氏の第二皇子・遮那王。しかし、愛してやまない兄の頼朝には相手にされない。
ある日、宿敵平家主催の清盛の仮面舞踏会に出かけ、遮那王は清盛の次男・知盛と出逢い 2 人は強く惹かれ合う。 舞踏会には頼朝の子、大姫も忍んでいたが見つかり殺され、怒った遮那王も清盛の長男・宗盛を殺す。 頼朝は遮那王が大姫を連れ出したと激怒し、遮那王は平家からも頼朝からも追われる身となる ─。
『遮那王』─ お江戸のキャンディー3
出演:須賀健太 三浦涼介/伊万里有 財木琢磨 立石俊樹 醍醐虎汰朗 和合真一 吹越満 竹中直人 石橋蓮司/廣瀬智紀/麿赤児(ナレーション)
原案・脚本・監督・編集:広田レオナ
DCP デジタル/ヴィスタ/5.1ch/85 分(予定)
配給:トリウッド