日本映画を通して、アメリカの人々に広く日本文化を伝えるロサンゼルス日本映画祭(JAPAN FILM FESTIVAL LOS ANGELS)のショート・フィルム・コレクションで、映画『Memories』の世界初上映が行われました。作品の持つ独創性が高く評価され、ロサンゼルス日本映画祭最優秀アート映画賞を獲得。檀上で製作のRryRyu、プロデューサーの嶋田豪、今関あきよし監督が喜びを語りました。

今関あきよし監督

幻想音楽映画『Memories』は、目に見える重く冷ややかな現実世界で、生きることの息苦しさを感じている少女の心の葛藤を、詩的な映像と個性的なキャラクターたちで描く、ノスタルジック・ファンタジー作品。

画像1: 今関あきよし監督が描く、少女の幻想的な心象風景-モトーラ世理奈主演『Memories』 ロサンゼルス日本映画祭で最優秀アート映画賞を受賞!

主演にはシルク・ドゥ・ソレイユでバイオリニスト、音楽監督として大舞台を作り上げるメンバーとして参加しているポール・ラザー(Paul Lazar)。そのポールが本作の音楽監督も兼任しています。
そして今、若手女優の中で注目株のモトーラ世理奈が一人三役を演じています。モトーラ世理奈は、2020年2月に公開が決定した今関あきよし監督最新作『恋恋豆花(れんれんどうふぁ)でもヒロインを演じ、今関作品に二作品連続主演。『恋恋豆花』は、恋愛も人間関係もつまらなくなり大学中退を考えている主人公・奈央(モトーラ世理奈)が、父の3度目の結婚相手である女性・綾とともに台湾旅行に出るさまを描きます。モトーラ世理奈は、『恋恋豆花』のクランクアップ直後に、『Memories』の現場に臨みました。『Memories』はアナログフィルムの独特な質感をこの映画で再現するため、今では希少な8ミリフィルムを重要な場面で使用して、斬新な映像世界を表現している意欲作です。

画像2: 今関あきよし監督が描く、少女の幻想的な心象風景-モトーラ世理奈主演『Memories』 ロサンゼルス日本映画祭で最優秀アート映画賞を受賞!

公開は2020年を予定しています。

コメント:嶋田豪(プロデューサー)

ロサンゼルスで、14年も日本映画の紹介に尽力しているのは、並大抵の事ではないです。
続けてくださってありがとうございます。映画祭で賞を頂いた事を感謝いたします。

RyuRyu(企画・製作)

現在、「キュリオス」の公演でシンガポールにいるシルク・ドゥ・ソレイユのポール・ラザーがこの映画に大変協力してくれました。ポールに早速伝えます。

出演:ポール・ラザー(Paul Lazar)・モトーラ世理奈・鈴木聖奈・石綿日向子

企画・製作:RyuRyu・嶋田豪 
プロデューサー:嶋田豪 
監督:今関あきよし

脚本:小林弘利 
音楽監督・作曲・アレンジ:ポール・ラザー(Paul Lazar)

製作・配給:アイエス・フィールド

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