唯一無二の女優、“樹木希林”が私たちの目の前からいなくなってから、9月15日で一年が経とうとしています。しかし、私たちの心の中には、今も、ありありと“樹木希林”が存在しています。

樹木希林さんを長期密着取材し、大反響を呼んだドキュメンタリー番組に未公開映像を加えて再編集。この度、映画『“樹木希林”を生きる』として、10月4日(金)より、シネスイッチ銀座ほかにて公開されます。

ポスタービジュアルと予告編が完成

なぜ、私たちは“樹木希林” という存在に魅了されるのでしょうか。

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役者として生きた57年。ドラマや歌番組、CMでお茶の間をにぎわせ、そして映画に欠かせない存在となった“樹木希林”。初めて許された長期の密着取材から見えてくる、様々な“樹木希林”。
家族との複雑な関係。歯に衣着せぬ物言いと、周りの人々にみせる細やかな気遣い、あふれでるユーモア。彼女は多忙な中でも日々の暮らしを大切にし、人生なりゆきと語りながらも、独自のスタイルを持っていた。 本作が捉えた彼女の生き様と、今も心に響く彼女の言葉には、私たちが生きるヒントが詰まっています。

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樹木希林(きききりん)プロフィール
1943年、東京都出身。1961年に文学座に入り、「悠木千帆」名義で女優活動スタート。
64年に森繁久彌主演のTVドラマ「七人の孫」(TBS)にレギュラー出演し、一躍人気を博す。74年からはTVドラマ「寺内貫太郎一家」(TBS)で貫太郎の実母を演じ、社会現象を起こすまでになる。その後も、TV、映画、演劇に活躍、国民的女優として数々のヒット作や話題作に出演。2008年に紫綬褒章を、14年秋には、旭日小綬章を受章した。
『半落ち』(04)、『東京タワーオカンとボクと、時々、オトン』(07)、『歩いても歩いても』(08)、『わが母の記』(12)、『あん』(15)では日本アカデミー賞をはじめ、その年の映画賞を総なめにする。晩年は、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『万引き家族』(18)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など、『モリのいる場所』(18)、『日日是好日』(18)ともに数々の映画賞を受賞。その他『そして父になる』(13)、『海街diary』(15)、『海よりもまだ深く』(16)など、近年の出演作が軒並み世界的に高い評価を得る。また『人生フルーツ』(17)ではナレーションをつとめている。2018年9月15日逝去、享年75歳。自ら企画を手がけた『エリカ38』が6月に公開。公開中の『命みじかし、恋せよ乙女』は世界デビュー作であり遺作となった。

珠玉のドキュメンタリー映画『“樹木希林”を生きる』予告

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なりゆき人生から学ぶ、生きるヒント。珠玉のドキュメンタリー映画『“樹木希林”を生きる』予告

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せっかくできたシワだから もったいない
なりゆき人生から学ぶ、生きるヒント。珠玉のドキュメンタリー映画。

死期を覚悟したからなのだろうか。「4本の映画に密着すれば何とかなるわよ」と樹木希林さんへの1年間の長期取材が許された。ルールは一人で取材すること。ディレクターを家まで自家用車で迎えに行き、撮影現場までの間、自ら運転し語り続ける。現場ではスタッフでも、監督でも言いたいことはちゃんと伝え、一つ一つの映画と、役柄と向き合っていく。そして、取材も半年が経過し、少しずつ身体に不調がみえてきた頃、「あなたはこれをどうしようと思っているのよ?」と樹木さんはディレクターに問いかけた……。
自分らしく、どう人生を終えるのか。誰もが迷うこの問いに、自分にカメラを向けさせながら答えを出そうとしているようにさえ思える。仕事、家族との関係、そして大切にしていた日々の暮らし。“樹木希林”の最後の日々を追う珠玉のドキュメンタリー。

出演:樹木希林 
語り・撮影・監督:木寺一孝
 
配給・宣伝:日活 
制作・著作:NHK 
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10月4日(金)シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

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