クエンティン・タランティーノ9作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が7月26日(金)全米で公開され、過去タランティーノ作品最大オープニング成績となっていた2009年8月23日公開の『イングロリアス・バスターズ』の3807万ドルを更新し、4035万ドルの大ヒットとなり、タランティーノ史上最大のオープニング成績を飾りました。

5月の第72回カンヌ映画祭でワールドプレミアとなった本作は、全米公開までの2か月間その全貌はヴェールに包まれていましたが、ついに全米公開となり、多くのタランティーノファン、映画ファンが詰めかけました。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の舞台は1969年のロサンゼルス。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、二人の友情と絆を軸にハリウッド黄金時代の光と闇に迫った話題作です。

画像: タランティーノ作品歴代No.1大ヒットのオープニング成績でスタート!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

本作のプロデューサーデヴィッド・ハイマン(『ハリー・ポッター』シリーズ、『ゼロ・グラビティ』)が「クエンティン作品の中でも極めてユニークかつ最も感情がこもった作品」というだけあって、タランティーノが、実際に自分が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを描き、5年の歳月を費やして脚本執筆。
常日頃から「映画を10作撮ったら監督を引退する」と公言し、本作はタランティーノの「最後から2番目の監督作」とされていましたが、本作完成後のキャンペーン中には「この作品で最後にする」とタランティーノ自身の口から発せられるほど、彼の映画人生を賭けた渾身の作品です。

また、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はこの夏公開されるスタジオ作品の中で唯一のオリジナル脚本作品であり、シリーズ大作やリメイクがメインストリームである現在のハリウッドに対して、監督、脚本、製作を一手にこなすフィルムメイカー タランティーノが一矢報いる形のヒットであるともいえます。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はこのあとヨーロッパ、アジアなど世界各国で公開され、日本では8月30日(金)公開となります。

クエンティン・タランティーノ監督
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告

画像: クエンティン・タランティーノ監督-『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』新予告 youtu.be

クエンティン・タランティーノ監督-『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』新予告

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 <ストーリー>
リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身の道を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―。
そして、1969年8月9日-それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。

レオナルド・ディカプリオ/ブラッド・ピット/マーゴット・ロビー/エミール・ハーシュ/マーガレット・クアリー/ティモシー・オリファント/ジュリア・バターズ/オースティン・バトラー/ダコタ・ファニング/ブルース・ダーン/マイク・モー/ルーク・ペリー/ダミアン・ルイス/アル・パチーノ

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 
全米公開:7月26日 日本公開:8月30日 
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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8月30日(金) 全国ロードショー

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