7月13日(土)より、「ジョージア(グルジア)映画祭in横浜」が、横浜シネマリンで開催されています!

ジョージアの独学の天才画家ニコ・ピロスマニの後半生を描き、ジョージア人の民族の心を映像化した『放浪の画家ピロスマニ』(ギオルギ・シェンゲラヤ監督)、オタール・イオセリアーニ監督(『落葉』『歌うつぐみがおりました』等)、テンギズ・アブラゼ監督(「祈り三部作」(『祈り』『希望の樹』『懺悔ざんげ』等)等々、数々の映画史上の名作を生みだし、2018年に誕生110年を迎えたジョージア映画。

この特集では、サイレント期の伝説的作品から、70年間にわたるソヴィエト時代の名作、1991年の独立後の混迷を経て蘇った現代ジョージア映画まで、全17作品を上映されます。

画像: コーカサスから未知の感動!一挙17作品が上映!「ジョージア[グルジア]映画祭in横浜」開催!

7月20日(土)12:10~『映像』『ケトとコテ』上映後には、本特集を企画した、はらだたけひで氏(絵本作家。2019年2月まで岩波ホールに勤務)によるトークがあります。

コーカサスの歴史ある国から未知の感動を、どうぞお見逃しなく!

ジョージア(グルジア)について
ジョージアはコーカサス山脈の南に位置し、ロシア、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコと国境を接している。面積は北海道の約80%、人口は約370万人。ジョージア人を中心に多様な民族が暮らし、主な宗教はジョージア正教である。ジョージア語では国名をサカルトヴェロという。3000年の古い歴史をもち、東西交易の要所であるために他国から度重なる侵略を受けてきたが、今日まで独自の言語、文化を守り通してきた。ロシア帝国から脱却した1918年を独立した年とするので2018年は100年にあたる。70年間、ソ連邦に組み込まれていたが1991年に独立を回復する。しかし内戦とともにアブハジア、南オセチアで分離独立の紛争が起こり、国内は混乱した。現在、状況は改善され、ワイン発祥の地といわれるこの国には世界から多くの観光客が訪れ、映画などの文化芸術は人々に新鮮な驚きを与えている。

ジョージア[グルジア]映画祭in横浜

会場:横浜シネマリン 
https://cinemarine.co.jp/

日程:7月13日(土)~8月2日(金)

★7月20日(土) 12:10~『映像』『ケトとコテ』上映後、はらだたけひで氏によるトーク有!

上映作品

私のお祖母さん
[1929/67分監督:コンスタンティネ・ミカベリゼ]

スヴァネティの塩
[1930/44分/監督:ミヘイル・カラトジシュヴィリ]

ケトとコテ
[1948/90分/監督:ヴァフタング・タブリアシュヴィリ+シャルヴァ・ゲデヴァニシュヴィリ]

大いなる緑の谷
[1967/85分/監督:メラブ・ココチャシュヴィリ]

少女デドゥナ
[1985/64分/監督:ダヴィト・シャネリゼ]

少年スサ
[2010/79分/監督:ルスダン・ビルヴェリ]

微笑んで
[2012/91分/監督:ルスダン・チコニア]

ブラインド・デート
[2013/95分/監督:レヴァン・コグアシュヴィリ]

他人の家
[2016/103分/監督:ルスダン・グルルジゼ]

映像
[2010/11分/監督:ギオルギ・ムレヴリシュヴィリ]

西暦2015
年[2015/10分/監督:ハトゥナ・フンダゼ]

メイダン 世界のへそ
[2004/52分/監督:ダヴィト・ジャネリゼ]

ダンサー
[2014/35分/監督:サロメヤ・バウエル]

祈り
[1967年78分/監督:テンギズ・アブラゼ]

希望の樹
[1976年/107分/監督:テンギズ・アブラゼ]

懺悔
[1984年/153分/監督:テンギズ・アブラゼ]

陽のあたる町
[2017年/104分/監督:ラティ・オネリ]

全国巡回主催:ジョージア映画祭・コミュニティシネマセンター
特別協力:ジョージア国立映画センター、ジョージア映画アカデミー
ジョージアフィルム、ジョージア映画発展基金
企画:はらだたけひで/企画協力・日本語字幕:児島康宏/上映素材制作:大谷和之
協力:ザジフィルムズ、ダゲレオ出版[イメージフォーラム・フィルム・シリーズ]

詳細、上映スケジュールなどは下記「ジョージア映画祭」Webサイトより

This article is a sponsored article by
''.