実在する地下芸人・横須賀歌麻呂の半生を描いた映画『東京アディオス』が、2019年10月11日(金)より公開となります。

大ヒット番組『Mr.\b0マリック超魔術シリーズ』や、衝撃的な連続ドラマ『女王の教室』など、数多くのテレビ番組制作を経て、満を持して映画監督デビューを果たした奇才・大塚恭司によって創られたれた本作。
主演は、大塚監督をして過去35年間で出会った中で最高におもしろい芸人と言わしめる、本人役の横須賀歌麻呂。本作は、実在する孤高の地下芸人の半生を描いた前代未聞の超妄想スペクタクル作品です。

舞台は東京、全く売れない芸人たちだけが生息する「お笑いアンダーグラウンド」。
そこで、「地下芸人の帝王」と呼ばれる横須賀歌麻呂は、日夜過酷なバイトと全く金にならないライブでの新ネタ作りに追われていた。彼の創作の原動力は、とにかく客を笑わせたいという本能と、絶好調のライブに必ず現れる一人の女性客。彼女の励ましによって、横須賀は単独ライブの大成功を強く決意する。しかし、彼を取り巻く現実はあまりにも過酷だった。
やがて横須賀は肉体的にも精神的にもボロボロの状態に追い詰められる。

現実と幻想、愛と暴力、破滅と救済、あらゆる矛盾を脳内に抱え込む横須賀、その創作活動は狂気と妄想に取り憑かれていく、、、果たして、彼を救うものは現れるのか…!?

横須賀のミューズでもあるヒロインには、グラビアクイーンとして人気を博し、現在は女優として活躍する柳ゆり菜。ミステリアスな世界観で人々を魅了するアーティスト「水曜日のカンパネラ」のコムアイ。超演技派映画俳優の村上淳。演劇界で絶対的な信頼を受ける女優、占部房子。 「人志松本のすべらない話」に抜擢され、地下芸人から奇跡のゴールデンタイム進出を果たしたチャンス大城。人気劇団「カムカムミニキーナ」の看板女優、藤田記子。そして、大塚が岡山県の山中から連れてきた神秘の新人俳優、柴田容疑者。いずれも個性あふれる面々が脇を固めます。
そして、伝説のバンド「東京ブラボー」「KINOCOSMO」のギタリスト、ブラボー小松が初の映画音楽を手掛けます。

画像1: ©2018映画『東京アディオス』製作委員会

©2018映画『東京アディオス』製作委員会

画像2: ©2018映画『東京アディオス』製作委員会

©2018映画『東京アディオス』製作委員会

画像3: ©2018映画『東京アディオス』製作委員会

©2018映画『東京アディオス』製作委員会

画像4: ©2018映画『東京アディオス』製作委員会

©2018映画『東京アディオス』製作委員会

制作チームの想い

表現で⼈を感動させるのに必要な事、それはリスクを掴む事だ。
映画監督デビュー作は、誰も考えないリスクを掴もうと、監督の⼤塚は決めていた。
横須賀歌⿇呂というリスク。テレビマンの誰もが⼀切⼿を出そうとしなかった異端の芸⼈。
テレビ界だけでなく、映画界にもなかなか⼿を差し伸べる⼈間は現れなかった。
実現まで8 年。
しかし最終的に集まったのは、同じリスクを掴もうとする本当のマスターマインドだった。
「ボクシングの名試合のような映画を作りたい」常⽇頃からそう⼝にしている⼤塚の、綿密に計算されたシナリオ、そして最後に繰り出される⼀発KO のような展開。
それはまさにボクシングの戦略のようだ。
⻑年テレビ業界に⾝を置き、数々の番組を世に届けてきた彼が、
野⼼をむき出しにして仕掛けるraid︕それが、映画『東京アディオス』である。

主演の横須賀歌麻呂、ヒロインの柳ゆり菜、コムアイ、村上淳、大塚恭司監督からコメントが到着しました。

横須賀歌麻呂コメント

下ネタは邪道だと言う人がいますが、誰がそんなこと決めたんでしょうか?誰も傷つけない笑いは素晴らしいと思いますが、罪深き人間の「業」をネタとして笑い飛ばすのが笑いの王道です。下ネタは古典であり、ワールドスタンダードであり、何より生活の一部です。
下ネタを忌み嫌う女はだいたい ご奉仕 が下手だ!魚の食べ方も汚い!とニーチェが言っていました。人間の「業」を描いた『東京アディオス』を楽しんでください。

柳ゆり菜コメント

とんでもない映画ができてしまいました。
一人の男の人生の虚しさ、どうしようもなさ、ちょっとした生き甲斐をこれでもかという程濃厚に描いた作品です。何度も入れ替わるモノクロとカラーの画に、彼の目に世界がどう映っていたのかを教えられるようで切なくなったり可笑しくなったりして、感情が揺さぶられました。人生にちょっとした生きづらさを感じている不器用な人たちへの応援歌のような作品です。ぜひご覧ください!

コムアイ コメント

まだ観れていないのですが、村上さんの奇人っぷりを観るのがたのしみです!
出番はすこしですが、女医の役をやらせていただいて、コスプレ楽しませてもらいました!

村上淳コメント

横須賀歌麻呂さん。本当に素晴らしいと思います。地下芸人とはなんぞや。というのが僕のこの作品をいただいたときの印象だったのですが、この作品を見て本当に最高だなと。じゃあ歌麻呂さんが TV で活躍する日がくるのか 。ネタのほとんどが放送コードにひっかかると思うのでピー音が鳴り止まないかなと。そしてやはり芸人さんだけあり芝居が素敵。初号試写の帰り道。自分なんてつくづく
凡人だなと打ちひしがれて帰路に着いたのを忘れません。みなさまぜひ、劇場で。もう 1 度。ぜひとも劇場でご覧いただけたらとおもいます。

⼤塚恭司 脚本/監督

地下芸人は美しい。スポットライトも、金も、名誉も、人気も求めない。だが、あきらめない。人を笑わせる、という自らの生きる使命を、決してあきらめない。出会ってから15年、シナリオを書き上げてから8年、横須賀は横須賀のまま、この映画を待ち続けてくれた。この時代にこんな芸人がいたという事を、映画という形で残したい。それが私の原動力だった。横須賀歌麻呂という存在。横須賀歌麻呂という生き方、横須賀歌麻呂という魂を、是非映画館で目撃していただきたい。

⼤学在学中に、⾃主制作映画集団「ダイナマイトプロ」に参加、『爆裂都市 BURST CITY』のスタッフになる。1983 年、⽇本テレビ放送網⼊社。1989 年、企画・構成・演出した『Mr.マリック超魔術』が爆発的にヒット、⼀⼤ブームとなる。2005 年には初演出の連続ドラマ『⼥王の教室』が⼤ヒット。その他の代表作は『⾬が降ると君は優しい』『岡本太郎「明⽇の神話」除幕特番』、深夜映画枠『⽉曜映画』のオープニング・エンディングタイトル。 2018 年、⽇本テレビ退社。本作が映画監督デビュー作。

画像: 制作チームの想い

[STORY]

―――もういいや、ぶちまけてやる―――

東京のお笑い界の極北、アンダーグラウンド。テレビにも出ない、⼤⼿事務所にも所属しない、名も知れぬライブだけに⽣息する芸⼈たちがいる、彼らは「地下芸⼈」と呼ばれる。そこで「帝王」と呼ばれる孤⾼の芸⼈、横須賀歌⿇呂。彼は、⾃らの芸⾵をストイックに追求する⽣き様で、地下芸⼈仲間から畏敬の念をもたれる存在だ。しかし、その現実は厳しい。バイト⽣活でアパートの家賃もままならない。そして年⼀回の単独ライブの経費が重くのしかかる。彼の創作意欲を⽀えるのは、ミューズとも⾔える⼀⼈の⼥性ファン(柳ゆり菜)。彼⼥の期待に応えるべく、夜ごとネタ作りに励む横須賀だが、次々に襲いかかる困難のために⼼⾝はボロボロになっていく。
創作か︖破滅か︖狂気に取り憑かれた横須賀は、禁断の道に⾜を踏み⼊れる。それは、笑いに⾝を捧げた男が堕ちていく、超妄想劇の始まりだった、、、

監督︓⼤塚恭司
(『⼥王の教室』、深夜映画枠『⽉曜映画』のオープニング・エンディングタイトル)

脚本︓⼤塚恭司、内⽥裕⼠
⾳楽︓ブラボー⼩松(「東京ブラボー」「KINOCOSMO」)

主題歌︓島爺『よだか』(ワーナーミュージック・ジャパン)

出演︓横須賀歌⿇呂、柳ゆり菜
占部房⼦、藤⽥記⼦、チャンス⼤城、柴⽥容疑者
コムアイ ・ 村上淳

製作幹事︓VAP 制作プロダクション︓スロータイド

制作協⼒︓オフィスアッシュ、AX-ON
配給︓プレシディオ
宣伝︓ギグリーボックス

©2018映画『東京アディオス』製作委員会

公式SNS アカウント

【Twitter】https://twitter.com/tokyoadios
【Instagram】https://www.instagram.com/tokyoadios/

2019 年10 ⽉11 ⽇(⾦)シネ・リーブル池袋にて全国公開︕︕

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