2018年のカンヌ国際映画祭で最も話題となった、注目の北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』は、10月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーとなります。

画像1: ©Meta_Spark&Kärnfilm_AB_2018

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イラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と、“スウェーデンのスティーヴン・キング”と称され『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者としても知られるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが自身の原作を共同で脚本を手掛けた本作は、ジャンル映画の枠を超えて高い評価を受け、
カンヌの第二コンペティションである「ある視点部門」に出品されると、ベニチオ・デル・トロら審査員を驚愕させ見事グランプリを受賞。
さらに第54回スウェーデン・アカデミー賞では作品賞ほか最多6部門を受賞。
本年度アカデミー賞®スウェーデン代表作品にも選出され、メイクアップ&ヘアスタイリング賞でオスカーノミネートを果たした。
また、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督も「強い詩。社会に見捨てられた者が人生において愛と怒りの間で選択を迫られる、大人のためのおとぎ話」と絶賛し、米映画評論サイトRotten Tomatoesでは満足度驚異の96%を記録するなど、各国から称賛を持って受け止められている。

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この度、本作の原作「Gräns」も収録されているヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの短篇集「ボーダー 二つの世界」が、9月下旬(予定)に早川書房より邦訳刊行されることが決定しました!

本作以外に、『ぼくのエリ 200歳の少女』『モールス』の続編にあたる注目作「Let the old dreams die」(邦訳タイトル「古い夢を死なせてあげて(仮)」)を含む全11篇が収録される予定だ。
リンドクヴィストが誘う北欧ノワールの最先端を、映画と原作の両方からぜひ感じてほしい。

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圧倒的な世界観でありながら強い印象を残す、本作の日本版ビジュアルも解禁!

濃緑の森の中、様々な動物達に囲まれ佇む制服姿のティーナとともに<わたしは心を嗅ぎ分ける>という彼女の力にフィーチャーしたキャッチコピーが載り、興味を掻き立てられるデザインとなっている。その容姿のために孤独と疎外を強いられている彼女が自身の“境界(ボーダー)”とどう向き合うことになるのか、ぜひ注目したい。

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<STORY>
税関職員のティーナは、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分ける特殊能力を持っていた。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ヴォーレと出会う。ヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、後日、彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナ。しかし、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった―。

監督・脚本:アリ・アッバシ
原作・脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『ぼくのエリ200歳の少女』 

2018年/スウェーデン・デンマーク/スウェーデン語/110分/シネスコ/DCP/カラー/5.1ch/原題:Gräns/英題:Border 字幕翻訳:加藤リツ子

字幕監修:小林紗季
配給:キノフィルムズ 
R18+

TWITTER:border_movie_JP

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10月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋

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