『青の帰り道』再上映記念連載/監督・藤井道人#19

「青の帰り道」監督の藤井道人です。

5月11日から、アップリンク渋谷にて「青の帰り道」の上映が始まりました。
それに伴って、昔から縁の深いcinefilさんで、連載を書かせていただけることになりました。
今回で第19回。

画像: ©映画「青の帰り道」製作委員会

©映画「青の帰り道」製作委員会 

5月29日

上映19日目。

ドラマ「向かいのバズる家族」の仕上げも佳境に。

毎日舞台挨拶の後に編集室に泊まり込む生活。本日23時59分から第9話が放送です。
「青の帰り道」にも出演している山中崇さんも出ています。是非ご覧ください!

画像1: 『青の帰り道』再上映記念連載/監督・藤井道人#19

本日のゲストは武田玲奈さん。

10代の頃に上京したての彼女に出会い、2017年にNetflixオリジナルドラマ「100万円の女たち」ではじめて一緒に作品を作り、2018年にワイモバイルのオリジナルドラマ「恋のはじまりは放課後のチャイムから」ではヒロインを演じてもらい、世界の広告賞を席巻した。

そんな彼女も21歳になったという。控え室で半年ぶりにお会いしたらとても大人になっていて驚いた。そして、トークショーでも彼女の成長に驚いた。トークがとてもうまくなっているではないか!

武田さんは、とても明るい!というタイプではなく、どちらかというと大人しいイメージだったのだが、映画の感想を沢山話している姿を見てとても感慨深くなった。

画像2: 『青の帰り道』再上映記念連載/監督・藤井道人#19

武田さんの質問がとても面白く、大人になったリョウは相変わらず悪い仕事をしているのか?という質問。
映画を未見の方もいるので多くは語れないが、精一杯答えさせていただいた。

そして、7人の中で一番誰に近いか?という質問では、スタイルはカナだけど性格はキリ。これはゲスト、キャストの中でも新しいタイプだった。

タツオ役の森永悠希とは3度の共演経験があったので、タツオを観ていて胸が苦しくなったという武田さん。そこで、MCに僕じゃなくて森永君を呼べばよかったと後悔。

画像3: 『青の帰り道』再上映記念連載/監督・藤井道人#19

今後はどんどん映画に出て行きたいと言っており、特に時代劇にチャレンジしたいそう。
僕は一生時代劇を撮ることはないので、素敵な監督、是非オファーをお願い致します。

武田さん、本当にありがとうございました。

画像: 左から藤井道人監督、武田玲奈さん

左から藤井道人監督、武田玲奈さん

本日は、日大の後輩であり映像業界の一線で活躍する山田智和監督、川島直人監督をお招きします。宜しくお願い致します。

■藤井道人 Michihito Fujii
映画監督、映像作家、脚本家。1986年生まれ、東京都出身。日本大学芸術学部映画学科脚本コース卒業。伊坂幸太郎原作『オー!ファーザー』でデビュー。『光と血』などの作品を発表する一方で湊かなえ原作ドラマ『望郷』、ポケットモンスター、アメリカンエキスプレスなど広告作品も手がける。2017年Netflixオリジナル作品『野武士のグルメ』や『100万円の女たち』などを発表。2019年『デイアンドナイト』『青の帰り道』公開中。6月28日『新聞記者』の公開が控える。

ご来場のお客様からご感想をいただきました!

■emi様

青の帰り道観てきた(^^)涙がとまらなかった(;_;)
ストーリーが現実社会で重くてしんどい、だけどすごく考えさせられる本当に素敵な映画だった。

みんなそれぞれ壁にぶつかりながらも一生懸命生きている。友達や家族の大切さも改めて感じました。胸が苦しくなるけど何度でも観たい(^_^)

■ぬま様

とんでもない映画を見てしまった。何でこの映画知らなかったんだろう。
心が抉られてボロボロになりすぎて、整理がつかないんです。映画の紹介にならなくて申し訳ないのだけど、この痛さを吐き出させて、、、

映画の時系列と同じ時期に、夢を叶えてがむしゃらに仕事も遊びもがんばったけど、挫折してしまった過去がありまして。。。
(なんなら、当時の職場が渋谷だったから、フラッシュバックしてボロボロになりながらの帰り道でした。(笑))

キリのお母さんが当時の私が言って欲しかったこと、みんな言ってくれて、大号泣。
環境が変わったことで人間関係ぐちゃぐちゃになったし、友達もたくさん失った。
なにより、折れ続けて、折れたまま、立ち上がろうとしてなかったんだな。立とう。
そうしたら、私にも彼らのような2018年が来るだろうか。

光が印象的だった。オーバーに撮られた東京の景色がすごくきれい。
流星くんのフリ幅がすごいなと思ったけども、結局根は優しい青年なんだよね。森永くん、今後も音楽ものに出てほしいな。

アップリンク、コンパクトなかわいらしい映画館でした。音響も狭いからこそ、逆によいのかも。

■あにヲ様

正直、今人気のある俳優が出てるよくある爽やかな青春群像劇だと思っていた。
良い意味で裏切られた。

進んでいくうちに過去や現在の位置に重ねて観てる自分がいた。
若い人の目線、歳を重ねた人の目線、どちらの角度から観ても気持ちが重なる場面がある。気持ちが抉られた。

脚本が藤井道人監督とアベラヒデノブさんの二人なので、どの場面をどちらが担当したのか考えながら観るのも楽しかった。
エンドロールで「脚本 藤井道人 アベラヒデノブ」と見た時、amazarashiの「たられば」も相まって号泣してしまったのは内緒。

『青の帰り道』 東京再上映・トークイベント開催中!

東京・アップリンク渋谷 https://shibuya.uplink.co.jp/
5/11(土)〜公開中 (終映日未定)

《トークイベント登壇予定者》

藤井道人監督
30(木)山田智和、川島直人/31(金)前田公輝/
6月1日(土)冨田佳輔、トミタ栞/2日(日)松井薫平、海老沢七海/3日(月)内田理央/4日(火)深川麻衣/5日(水)清原果耶/6日(木)飯塚健監督/7日(金)ねお

※詳細は劇場HPをご覧ください。

■アップリンク吉祥寺 拡大上映決定!
https://joji.uplink.co.jp/
5/17(金)〜(終映日未定)

連日満席の東京から関西、そして新潟でも上映決定!

■大阪第七芸術劇場
http://www.nanagei.com/
6/22(土)〜

■京都・出町座 https://demachiza.com/
6/22(土)〜

■新潟・市民映画館 シネ・ウインド https://www.cinewind.com/line-up/
7/27(土)〜

映画『青の帰り道』

画像: 映画「青の帰り道」特報/2018年12月7日(金)全国ロードショー www.youtube.com

映画「青の帰り道」特報/2018年12月7日(金)全国ロードショー

www.youtube.com

出演:真野恵里菜 清水くるみ 横浜流星 森永悠希 戸塚純貴 秋月三佳 冨田佳輔
山中崇 淵上泰史/嶋田久作
工藤夕貴 平田満

主題歌:amazarashi『たられば』

監督:藤井道人
原案:おかもとまり
脚本:藤井道人/アベラヒデノブ
制作プロダクション:and pictures
制作協力:BABEL LABEL/プラスディー
配給:NexTone
配給協力:ティ・ジョイ
再上映配給:BABEL LABEL/ボタパカ/and pictures

©映画「青の帰り道」製作委員会 

公式サイト:(以下より)

連載第18回

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