2018年は、是枝裕和監督の『万引き家族』がパルムドールを受賞したカンヌ国際映画祭。
今年も、ついにパルムドールを争うコンペティション部門の結果が発表されました、
審査委員長を務めたのは「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「レヴェナント:蘇えりし者」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
そのほか、世界の監督から『BPM ビート・パー・ミニット』のロバン・カンピヨ、「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス、『COLD WAR あの歌、2つの心」のパヴェウ・パヴリコフスキ、『幸福なラザロ』アリーチェ・ロルヴァケル、「ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択」ケリー・ライヒャルトにフランスの映画監督でバンドデシネ作家のエンキ・ビラル、そして俳優からエル・ファニングとマイモウナ・エヌジャイエによって審査はおこなわれた。
パルムドールは韓国映画としては、初となるポン・ジュノ監督の『パラサイト(英題) / Parasite』となり、2018年の是枝裕和監督の『万引き家族』に続いて、アジアの監督が連続で栄冠に輝いた。
また、審査では、全員一致決定したと報道されています。
以下
長編 コンペティション部門 受賞結果
パルムドール
『パラサイト(英題) / Parasite』ポン・ジュノ監督
海外予告
グランプリ
『アトランティック(英題) / Atlantics』マティ・ディオプ監督
下記映像クリップ
主演男優賞
アントニオ・バンデラス
『ペイン・アンド・グローリー(英題) / Pain And Glory』
ペドロ・アルモドバル監督
海外予告
主演女優賞
エミリー・ビーチャム
『リトル・ジョー(原題) / Little Joe』
ベン・ウィショー監督
下記映像クリップ
監督賞
ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督&リュック・ダルデンヌ監督
『ヤング・アーメッド(英題) / Young Ahmed』
海外予告
審査員賞
『レ・ミゼラブル(原題) / Les Miserables』
ラジ・リ監督
『バクラウ(原題) / Bacurau』
クレベール・メンドンサ・フィリオ監督&ジュリアーノ・ドルネレス
海外予告
脚本賞
セリーヌ・シアマ
『ポートレイト・オブ・ア・レディー・オン・ファイアー(英題) / Portrait Of A Lady On Fire』
下記映像クリップ
特別賞
スペシャルメンション
『イット・マスト・ビー・ヘブン(原題) / It Must Be Heaven』
エリア・スレイマン監督
海外予告