第75回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門でマジックランタン賞を受賞し、第31回東京国際映画祭で審査員の満場一致で東京グランプリ&最優 秀脚本賞のW受賞に輝いた『アマンダと僕』。
この度、公開日が6月22日(土)に決定し、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次公開となりました。
『アマンダと僕』本ビジュアルと予告編が解禁!
悲しみを抱えて、寄り添って生きる青年と少女― 君が笑えば、世界はまた輝きだす。
主演は、フランスで主演作が立て続けに公開される大注目の若手俳優ヴァンサン・ラコスト。
アマンダ役には、監督が見出した奇跡の新星イゾール・ミュルトリエ、そして恋人レナ役は『グッバイ・ゴダール!』のステイシー・マーティンが好演。
「人間が立ち直る力を、静かに感動的に祝福している」 (ハリウッド・リポーター)、「深く胸を打つ、まさに完璧な映画!」(フィガロ)と世界が大絶賛!
さらに第31回東京国際映画祭では審査員満場一致で東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞に輝いた。
愛する人を突然奪われ、遺された人たちは、どのように折り合いをつけながらその先の人生を生きていくのか。その一つの答えを、本作は青年と少女に寄り添って映し出す。
今回解禁されたポスタービジュアルは、二人が横に並んで歩く姿に「ふたりなら、きっと乗り越えられる――」とコピーがある。
ダヴィッドを見上げるアマンダの表情はどこか不安気。ダヴィッドは優し気な表情でそんなアマンダを見守っているようだ。また、ポスター下は透き通るような白色の背景が、自転車を押して歩くアマンダの姿を包み込む。
予告編では、夏の日差しが溢れるパリで、仲の良い姉、美しい恋人と穏やかな時間を過ごす青年ダヴィッドの姿が冒頭に映し出されるが、突如、急スピードで走る2台のバイクが不穏な様子を見せる。そして、突然の悲劇で姉を失い、遺された一人娘アマンダを引き取ることになったダヴィッドは、悲しみも癒えぬまま、ある選択を求められる。
互いに向き合い方を模索しながらも、寄り添って生きる青年と少女の姿からは、観るものに勇気と感動を与える上質な人間ドラマを想起させる。
そして、予告編の最後には、谷川 俊太郎さんの絶賛コメントが紹介されており、本作で監督が見出したという奇跡の新星イゾール・ミュルトリエの生命力溢れる純真な演技にますます期待が膨らむ。
いわゆる泣ける映画とは次元の違うリアルな涙に心を打たれる
この映画を見たというより、この映画でアマンダとともに生きた、と言いたい
――谷川俊太郎(詩人)
東京国際映画祭-東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞!『アマンダと僕』予告
【STORY】
夏の日差し溢れるパリ。便利屋業として働く青年ダヴィッドは、パリにやってきた美しい女性レナと出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送っていたが―突然の悲劇で大切な姉が亡くなり、ダヴィッドは悲しみに暮れる。彼は、身寄りがなくひとりぼっちになってしまった姪アマンダの世話を任されることに...。若いダヴィッドには親代わりになるのは荷が重く、アマンダは母親の死を理解できずにいた。しかし、消えない悲しみを抱えながらも二人の間に少しづつ絆が芽生えはじめる―。
監督・脚本:ミカエル・アース 共同脚本:モード・アムリーヌ
撮影監督:セバスチャン・ブシュマン
音楽:アントン・サンコ
出演:ヴァンサン・ラコスト、イゾール・ミュルトリエ、ステイシー・マーティン、オフェリア・コルブ、マリアンヌ・バスレー、ジョナタン・コーエン、 グレタ・スカッキ
2018年/フランス/107分/ビスタ/原題:AMANDA
提供:ビターズ・エンド、朝日新聞社、ポニーキャニオン
配給:ビターズ・エンド
©2018 NORD-OUEST FILMS–ARTE FRANCE CINÉMA