『未来のミライ』がアニメ界のアカデミー賞と呼ばれる第46回アニー賞の長編インディペンデント作品賞を受賞しました!
授賞式に参加した細田守監督から喜びのコメントが到着しました!
この度、アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる第46回アニー賞の各部門の受賞作品が発表され、『未来のミライ』が長編インディペンデント作品賞を受賞致しました。
長編インディペンデント作品賞を受賞したのは、日本人監督作品として初の快挙となります。
アメリカのロサンゼルスで開催された授賞式に参加したスタジオ地図・細田守監督より喜びのコメントが到着致しました!
細田守監督コメント
名前を呼ばれたときに驚きましたが、本当に嬉しかったです。この映画は私の子供をモデルにしたプライベートな作品なんですが、こんなに小さな作品が世界を網羅する大きな賞をいただき、世界中の人と手をつなぐことができた、気持ちが通じ合えたということに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。日本のとある普通の家族の話が、いろんな国の人たちに届き、観ていただけたということを光栄に思います。『未来のミライ』を観てくださった人たち、スタジオ地図のみんな、そして奥さんと子どもたちに感謝しています。どうもありがとう。
細田守監督最新作『未来のミライ』がついにBlu-ray&DVDに!
『時をかける少女』(06年)で人生のある瞬間にだけ訪れるきらめくような青春の断片を、『サマーウォーズ』(09年)では人と人との絆が生み出すパワーが世界を救う奇跡の物語を、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)ではオオカミと人間との間に生まれた「おおかみこども」を育てる姿を通じ、「母親」の無限の強さと優しさとを描き、前作『バケモノの子』では、一人ぼっちの少年とバケモノという新しい形の「父と息子」との間の絆と成長を冒険物語の中で描き出した細田守監督。
その細田監督の最新作『未来のミライ』がいよいよBlu-ray&DVDになります!
甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹〝ミライちゃん“が織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語。家一軒と庭一つ、どこにでもあるたった一つの家族を通して、生命の大きな循環、人の生の織りなす巨大なループを描き出しました。
4歳の甘えん坊の男の子“くんちゃん”から見た、家族の過去と現在、そして未来の物語。
価値観が多様化する現代に、「決まった家族のかたちなんてなく、自分たちで見つけていかなければならない」という新たなメッセージを小さな「きょうだい」を通して投げかけました。
スペシャル・エディションには、企画段階やキャラクターデザイン開発など作品誕生までを語るプロデューサーインタビューや、映画が公開されるまでのイベントや舞台挨拶なども特典として収録・封入しました!また、スペシャル・エディションの三方背には、作画監督・青山浩行氏による新規描き下ろしを使用しています。
作品をより深く知ることが出来る豪華特典になっていますので、本編と合わせてぜひお楽しみください!
「未来のミライ」予告
【ストーリー】
誰もがみんな“くんちゃん”だった—
小さな男の子の成長と、過去と未来をつなぐ家族の物語!
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃんに、 生まれたばかりの妹がやってきます。妹に両親の愛情を奪われ、寂しさいっぱいのくんちゃん――。そんな時、くんちゃんは家の庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、 不思議な少女と出会います。彼女は未来からやってきた妹・ミライちゃんでした。ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。待ち受ける見たこともない世界。むかし王子だったと名乗る謎の男や幼い頃の母との不思議な体験、 そして父の面影を宿す青年との出会い。 そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは? ミライちゃんがやってきた本当の理由とは——
【キャスト】
上白石萌歌 黒木華
星野源 麻生久美子 吉原光夫 宮崎美子
役所広司 / 福山雅治
【スタッフ】
監督・脚本・原作:細田守
作画監督:青山浩行 秦綾子 美術監督:大森崇 髙松洋平
音楽:高木正勝
オープニングテーマ「ミライのテーマ」
エンディングテーマ「うたのきしゃ」:山下達郎
企画・制作:スタジオ地図
(C)2018スタジオ地図
◇海外映画祭、受賞・ノミネート(一部抜粋)
・カンヌ国際映画祭 監督週間・正式上映作品
・アヌシー国際アニメーション映画祭
・サン・セバスティアン国際映画祭
・シッチェスカタロニア国際映画祭 ※アニメーション部門最優秀長編作品賞
・アニー賞 長編インディペンデント作品賞受賞
長編アニメーション脚本賞ノミネート
・ゴールデン・グローブ賞 最優秀アニメーション映画賞ノミネート
・アカデミー賞® 長編アニメーション映画賞ノミネート