ニューヨークでの第17回トライベッカ映画祭でワールドプレミアされ、話題を集めていたロバート・メイプルソープの人生を描いた映画『MAPPLETHORPE』の正式海外予告が公開されました。
1970年代と80年代ニューヨークを中心に活躍したロバート・メイプルソープは、20世紀の最も重要なアーティストの一人です。
彼とまだ無名だった「パンクの女王」にして詩人のパティ・スミスは、ニューヨークで出会い一緒に暮らし、互いに刺激し合うと同時に、当時のボヘミアンの集うチェルシー・ホテルを根城に様々なアーティスト、表現者たちとの交流が生まれ、その中からメイプルソープの芸術が開花していきます。
映画では、その成功からその後エイズによる42歳での彼の早すぎる死までを辿り、彼の芸術の原点となるセクシュアリティを探り、アイディンティを得るための彼の闘争、そして自己破壊的な衝動のアーティストの肖像を描きます。
海外ビジュアル
監督は2004年に『DIG!』、2009年には「WE LIVE IN PUBLIC」でサンダンス映画祭ドキュメンタリー部門審査員グランプリを2度も受賞したオンディ・ティモナー(Ondi Timoner)で、今作には10年もの歳月を費やしている。
主演のメイプルソープ役はイギリスの俳優マット・スミス、パティ・スミス役にはマリアンヌ・レンドン。
『MAPPLETHORPE』公式海外予告
映画ではなく、本当の1970年のチェルシー・ホテルでのメイプルソープとパティ・スミスの動画がYouTubeで上がっていました!