既に公開スタートから6ヶ月目を迎え、動員数3,703,954人、興行収入4,531,250,228円(
12月5日時点)という、是枝監督作品最大の興行収入を記録している、現在も全国で大ヒット公開中の『万引き家族』。
米国時間12月6日(木)、『万引き家族』が第76回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされました。
アカデミー賞前哨戦として重要となる同賞は、
ハリウッド外国人映画記者協会の投票により
選出される映画賞で、日本映画では2013年宮崎駿監督の
『風立ちぬ』以来のノミネートとなります。
なお実写映画としてノミネートされるのは第48回(
1990年度)の『夢』(黒澤明監督)以来、28年ぶり。
授賞式は2019年1月6日(現地時間)に開催され、受賞すれば
第17回(1959年度)で外国語映画賞を受賞した市川崑監督の『鍵』以来、
半世紀以上ぶりのゴールデン・グローブ賞獲得となります。
(※日米合作作品としては、クリント・イーストウッド監督の『
硫黄島からの手紙』(06)が、外国語映画賞を受賞。)
第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞、そして、
第91回米国アカデミー賞外国語映画賞部門<日本出品作品>
にも選ばれ、サンセバスチャン映画祭での是枝監督による
ドノスティア賞(生涯功労賞)受賞、バンクーバー映画祭観客賞受賞、
ナショナル・ボード・オブ・レビュー外国語映画TOP5に選出など
既に世界の各映画賞にて多数のノミネーションと受賞の結果を出し
ており、本年度アカデミー賞の日本代表としても出品されている本作の
動向に目が離せません!
是枝裕和監督『万引き家族』本予告
<STORY>
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平
屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込ん
で暮らしている。
彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、
万引きで稼いでいた。
社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、
互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かね
た治が家に連れ帰る。
体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、
信代は娘として育てることにする。
だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、
それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:細野晴臣(ビクターエンタテインメント)
出演:リリー・フランキー 安藤サクラ
松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ
緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 / 柄本明
高良健吾 池脇千鶴 / 樹木希林
配給:ギャガ
(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.