長年愛され続ける名作映画の宝庫! 寒い冬、心を温めてくれる物語が勢ぞろい
今やすっかり日本でも定番のイベントとなっているクリスマス。2018年も少しづつ終わりに近づき、いよいよ平成最後のイベントシーズンが到来。
そんなクリスマスに注目したいカルチャーといえば、やはり映画。
『ホーム・アローン』や『ラブ・アクチュアリ ー』、『素晴らしき哉、人生!』などクリスマスに関連した映画は名作揃いで長年世界中で愛され続けているものが多い。
そこで今年絶対押さえておきたい、心温まる新作クリスマス映画3本をご紹介!
まずは、不朽の名作「クリスマス・キャロル」の誕生秘話を描いたこの作品ー
『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』(11/30公開)
聖なる夜に家族が集って贈り物を交換し、お互いの幸せを祈る――。
現在の世界中のクリスマスのお祝いのルーツには、欧米文学作家の代表格であるチャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」の影響がある。
文豪の産みの苦しみとともにディケンズ家の奇跡を描き、大切な人たちと過ごすクリスマスシーズンを温かく彩ってくれる新たな傑作が誕生。
170年以上に渡って愛され続け、幾度も映画化されてきた「クリスマス・キャロル」の物語 がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を、御馴染みのキャラクタ ー・スクルージとの出会いを交えながら、ユニークかつファンタジー感たっぷりに描いている。
新作の執筆に挑む若き日のチャールズ・ディケンズを演じるのは、ディズニー映画『美女と 野獣』で脚光を浴び、ドラマ「ダウントン・アビー」「レギオン」などでも絶大な人気を誇るダン・ スティーヴンス。彼の前に分身のように現われてインスピレーションを与えるスクルージを、『人 生はビギナーズ』のオスカー俳優、クリストファー・プラマーが偏屈でありながらユーモアのある 人物として造形した。
[STORY]
1843年10月、ヒット作に恵まれない中、家族や家の維持費で金欠状態だった小説家チャールズ・ディケンズは、どうにかヒット作を生み出そうと奮闘する。新作の執筆に没頭しているうちに小説の世界に入り込んでいき、やがて現実と幻想の境目が曖昧になっていく――。
そこで「クリスマス・キャロル」の登場人物スクルージらとの出会いを経て、幼少期の 隠された記憶や実父との確執といった自分の問題と対峙していくのだった。
『くるみ割り人形と秘密の王国』(11/30公開)
チャイコフスキーのバレエで知られる「くるみ割り人形」を圧倒的な映像美でディズニーが実写映画化。長年世界中の人々に愛されてきた不朽の名作を現代版として蘇らせた壮大なファンタジー。主人公クララ役に抜擢された美少女は『インターステラー』のマッケンジー・フォイ。そのヒロインの脇を固めるのはキーラ・ナイトレイをはじめ、オスカー俳優のヘレン・ミレン、モーガン・フリーマンという豪華実力派俳優陣、。
おとぎ話のドラマにリアリティを与え観客を映画の世界に引き込んでいく。
[STORY]
愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララはクリスマス・イヴに鍵のかかった卵型の入れ物をもらう。「あなたに必要なものはすべてこの中にある」という母が遺した言葉を頼りにクララは鍵を探すことに。その晩のクリス マス・パーティーで“くるみ割り人形”フィリップに導かれ、クララは「花の国」、「お菓子の国」、「雪の国」、「第4の国」からなる<秘密の王国>へと足を踏み入れていた―。
『グリンチ』(12/14公開)
『怪盗グルー』シリーズをはじめ数々のヒット作品を世に放ってきたアニメ―ションスタジオ、イルミネーション・エン ターテインメントの新作。
原作は絵本作家ドクター・スースが1957年に刊行した児童向け絵本「いじわるグリンチのクリスマス」。
2000年にジム・キャリー主演で実写化もされ、アメリカではクリスマスに欠かせない作品の一つ となっている名作が可愛らしい3Dアニメーションとなって登場。オリジナル版ではベネディクト・カンバーバッチが、 日本語吹替版では大泉洋がグリンチの声を担当する。
[STORY]
洞窟の中で愛犬のマックスと暮らしているひねくれ者のグリンチ。
いつも不機嫌で嫌われ者の彼の楽しみは、山麓の村人達にいたずらをすること。
ある時、村中が毎年楽しみにしている“クリスマス”を盗むことを思いつき、その計画が大騒動を巻き起こすことになる―。
毎年多くの作品が誕生し、イベントを温かく彩ってくれるクリスマス映画。老若男女問わず誰もが楽しめるクリスマス映画を観て、幸せな気分に浸ってみてはいかがでしょうか?