ミス日本50周年ドキュメンタリー映画『夢こそは、あなたの生きる未来』
上映直前!MARIYA SUZUKIインタビュー
12月15日より、吉祥寺 ココロヲ・動かす・映画館〇COCOMARU THEATERを皮切りに順次各地で劇場公開されるドキュメンタリー映画『夢こそは、あなたの生きる未来』の宣伝美術イラストを担当したMARIYA SUZUKIさんにインタビューを行いました。
●イラストを描き始めるきっかけ
よく聞かれるんですけど(笑)その質問がしっくりこなくて。
こどもの頃から、自分が将来イラストレーターになるんだろうな、ってわかっていて。きっかけ、というより、こうなるんだろうな、って思っていたから。
どうせ将来イラストレーターになるんだから高校では好きなことしようって音楽をやっていて、大学から本格的に絵を勉強しはじめました。
●イラストについて
作品を観させていただいてイラストを描いたんですけど・・・
この映画は観る人によっていろいろな捉え方がある映画だなあ、って思って。
そこをどうイラストで表現するか、は考えました。
「ミス日本」という世界は、わたしの生きている世界と違うと思っていたので、出演している彼女たちの立場を想像することが難しかったですね。
●一番印象に残ったところ
映画の中で一番印象に残ったところは・・・ミス日本事務局の人が、ミス日本受賞者がイベントの時に身に付けるタスキにアイロンをかけるシーンですかね。
ミス日本の方がメイクをしてもらっている脇で事務局の方がタスキに一生懸命、アイロンをかけているんですね。
これは私には、事務局にとって一番大切なのは、肩書きを象徴するタスキなのかな、って感じてしまって。
もちろん、別の見方もできるんですね、陰ながらミス日本を支える事務局とか。
とにかく、観る人でどのようにもとれるシーンで構成されている映画だと思います。
●仕事のこと
わたしは、あまり長期の計画立てられないので、目の前にある仕事をこなしていく性格なので(笑
あまり先を見すぎない、直観で生きているので・・・。
この映画に出ている女性のように先をしっかり考えて計画を立てて生きている人はすごいなあって。
私は、今お仕事のお話も多くいただいて、好きな絵を描いて生きていることができているので、幸せですよね。
女性で仕事をするということは、いいことも悪いこともありますし・・・半々位ですかね。
全体の企画の中で女性イラストレーターのほうがいい、っていう企画自体の判断はあると思うんですけど・・・女性だからって、すごい得することも損することもあまり感じていないです。
後記
雑誌イラストや広告、ホテルや商業ビルなどの施設などの美術などで活躍するMARIYA SUZUKIさん。
1月26日から本作の上映が決定しているシアタス調布の入っているトリエ京王調布の壁画も描いているとのこと。
これからの活躍が益々期待されます。
ドキュメンタリー映画|夢こそは、あなたの生きる未来|特報映像
ミス日本ドキュメンタリー『夢こそは、あなたの生きる未来』(2018年|74分|監督 小野篤史)