極限心理スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』
が11月23日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国順次公開致します。
本作は『イット・フォローズ』の製作陣と2012年の設立以降『ムーンライト』、『エクス・マキナ』、『ア・ゴースト・ストーリー』など刺激的な話題作を放ち続ける気鋭スタジオA24が製作。
監督は全米のインディペンデント映画賞を多数受賞した経歴を持ち、鬼才ジョン・ウォーターズ監督にその手腕を絶賛された88年生まれの新鋭トレイ・エドワード・シュルツ。
よくあるホラー・スリラー映画とは少し違う角度から襲ってくる恐怖に目が離せなくなること間違いなしの極限心理スリラーがいよいよ日本に上陸する。
一家の父ポールを演じるのは、『華麗なるギャツビー』『ブラック・スキャンダル』『レッド・スパロー』などで活躍し、『ザ・ギフト』では主演と長編初監督を務めたジョエル・エドガートン。監督の才能に惚れ込み、製作総指揮としても本作に参加した。
その妻サラを演じたのは『エイリアン:コヴェナント』や『ブルーに生まれついて』のカルメン・イジョゴ。もう一つの家族の父ウィルを演じるのはHBOのテレビシリーズ「Girls/ガールズ」シリーズで人気を博したイケメン俳優クリストファー・アボット。その妻キムを演じるのは現在公開中の『アンダー・ザ・シルバー・レイク』でヒロインを演じたライリー・キーオ、そして『バース・オブ・ネイション』にも出演し、今後の活躍が期待される若手俳優ケルビン・ハリソン・ジュニアがポールの息子トラヴィス役に抜擢され、魅力的な俳優陣が顔を揃えた。
これから最注目!新鋭トレイ・エドワード・シュルツ監督の素顔とは!?
この度解禁された特別映像では、全米のインディペンデント映画賞を多数受賞し、いま最も注目を集める新進気鋭の若手監督トレイ・エドワード・シュルツ監督の素顔に、豪華キャスト陣のインタビューから迫っている。
トラヴィス役のケルビン・ハリソン・ジュニアは、トレイの撮影方法で撮影回数が少ないことを挙げ「凄く上手く組み立てられているから、僕らは自分の立ち位置に来て自分の役をこなすだけって感じで、すごくいいよね。」と、これまで多く関わってきたテレビの現場との違いを語り、ウィル役のクリストファー・アボットは「トレイの好きなところは自信があって、自分が何をしたいかしっかりとしたビジョンがある所。見せ方、トーン、ストーリーなど彼が言いたいことはとても明確で、自分がしたいことがよく分かっていると思うよ。」と監督の演出を評価した。
ポール役のジョエル・エドガートンは元々監督の前作『Krisha』を前々から観ていたようで「彼にずっと会ってみたかったんだ。それに脚本もよく書かれていた。だからこの作品に深く関わりたいと思ったんだ。」と語り、本作で製作総指揮を務めた経緯を明かした。
サラ役のカルメン・イジョゴは「トレイの初監督作品を見た時、心が躍ったの。明確なビジョンを持った人で、長く活躍する映画監督だと思ったわ。」と絶賛のコメントを寄せている。
シュルツ監督はテレンス・マリック監督作品で撮影アシスタントを務めていた頃から頭角を現し、長編デビュー作『Krisha』は、AFI(アメリカン・インディペンデント・フィルム・アワード)作品賞、監督賞、などの5冠、ナショナル・ボード・オブ・レビューで、新人監督賞、ゴッサム・インディペンデント映画賞では、ビンガム・レイ・ブレイクスルー監督賞など数多くの映画祭で受賞しジョン・ウォーターズ監督が選ぶ2016年の映画ベスト1にも選ばれた。
すでにルーカス・ヘッジスとスターリング・K・ブラウン出演予定の次回作『Waves』もA24制作で進行しており、これからますます話題を集めること間違いなしだ。
『イット・カムズ・アット・ナイト』特別映像
STORY
夜やってくる“それ”の感染から逃れるため、森の奥でひっそりと暮らすポール一家。そこにウィルと名乗る男とその家族が助けを求めてやって来る。ポールは“それ”の侵入を防ぐため「夜入口の赤いドアは常にロックする」というこの家のルールに従うことを条件に彼らを受け入れる。うまく回り始めたかに思えた共同生活だったが、ある夜、赤いドアが開いていたことが発覚。誰かが感染したことを疑うも、今度はポール一家の犬が何者かによる外傷を負って発見され、さらにはある人物の不可解な発言…外から迫る、姿が見えない外部の恐怖に耐え続け、家の中には相互不信と狂気が渦巻く。彼らを追い詰める“それ”とは一体・・・。
監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ
製作総指揮・主演:ジョエル・エドガートン
出演:クリストファー・アボット、カルメン・イジョゴ、ケルビン・ハリソン・ジュニア、ライリー・キーオ
2017年/アメリカ/英語/92分/カラー/シネスコ/原題:IT COMES AT NIGHT/字幕翻訳:伊原奈津子