「泣ける!」「こんな夫婦になれたら」と話題を呼ん だ西炯子の人気漫画を倍賞千恵子、藤竜也の映画初共演で映画化した『初恋〜お父さんチビがいなくなりました』(小林聖太郎監督)が来年春に公開となります。
この度、解禁となった特報では「最近、夫が話を聞いてくれない」「夫を呼んでも振り向かない」 「話し相手は猫だけ」という、妻の不満の声がダダ洩れになり、ついには娘に「お父さんと離婚しよ うかと思っている」と思わず本音を漏らす様子がコミカルに映し出されています。
そして一転、シリ アスな表情の妻が「お話があります」と夫に告げ、「結婚50年目、ずっと伝えたかった想いを今」 という意味深な言葉で終わります。妻は何を夫に告げるのか。
妻である有喜子を演じた倍賞千恵子さんが「私たちの年代はもちろんですが、 もっと若い方々がご覧になっても、結婚や夫婦でいることを考える良いきっかけになる作品じゃないかと思います。」と語るように、実はパートナーに不満を抱いていて爆発しそう!とこっそり思っている人の共感を呼ぶストーリーを予感させる展開となっております。
原作について
『お父さん、チビがいなくなりました』は、映画化もされた『娚の一生』をはじめ,『姉の結婚』『初恋の世界』など、30代の女性を中心に 幅広い層に高い人気を誇る漫画家・西炯子が、老夫婦の秘めた想いと愛を描いた作品。
「増刊フラワーズ」に掲載され、コミックスは1巻完結。「泣ける」「こんな愛のある夫婦になりたい」といった声が次々と寄せられる、感涙必至の感動作。
『初恋〜お父さんチビがいなくなりました』特報
【STORY】 結婚して50年。これからも一緒にいるために。今始まる夫婦の感動のラブストーリー3人の子供が巣立ち、人生の晩年を夫婦ふたりと猫一匹で暮らしている勝と有喜子。
平穏な暮らしの中で、妻・有喜子はある不安を抱えていた。そして娘・菜穂子に「お父さんと別れようと思っている」と打ち明ける。そんな時、有喜子の心の拠り所だった猫のチビが姿を消してしまい、有喜子の気持ちは追い詰められていく。妻はなぜ、離婚を言い出したのか。その言葉を受け取った夫が妻に伝えることとはー
倍賞千恵子 藤 竜也
市川実日子 / 佐藤流司 小林且弥 優希美青 濱田和馬 吉川 友
小市慢太郎 西田尚美 / 星由里子
監督:小林聖太郎
脚本:本調有香
原作:西炯子「お父さん、チビがいなくなりました」(小学館フラワーコミックスα刊)
制作:ビデオプランニング
配給:クロックワークス
©2019西炯子・小学館/「お父さん、チビがいなくなりました」製作委員会