先日のトロント国際映画祭で北米プレミア上映されたばかりの、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督とパリのオペラ座の新しい時代へ向けて始まったプロジェクトとのコラボによる12分の短編映画『Blue』が、パリのオペラ座の公式YouTubeにUPされました。

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督は、ご存知の通り、タイの映画監督として初めてカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いたアジアの誇る世界的な監督にしてアーティスト。2015年の『光りの墓』以来長編の発表はないものの、現在は初めてタイを離れて南米コロンビアで女優ティルダ・スウィントンが主演する『MEMORIA』を準備している。

画像: アピチャッポン・ウィーラセタクン監督とパリのオペラ座がコラボ!12分の短編映画『BLUE』を発表!

今回発表された映像は、まず、タイの森の中心でベットに横たわるある女性が夜に目を覚ます。
舞台背景の幕は、代替の風景として交互に変わっていきます。そして、女性が羽織ったブルーの毛布には、炎がちらつきはじめ不眠症の彼女の領域を照らし、炎は次第にその領域を広げていきます--。

台詞はなく、森の外の音、幕が上下に動くときの軋む音、そして炎の音。この三つの音で表現している作品。

パリ・オペラ座がはじめた新たな取り組み「3e Scène」によって製作されたものです。
以下、短編映像です。

画像: アピチャッポン・ウィーラセタクンによってBLUE youtu.be

アピチャッポン・ウィーラセタクンによってBLUE

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