開催されていた、2018年のヴェネチア国際映画祭。受賞結果が発表されました。
金獅子賞には、昨年金獅子賞を受賞した、ギレルモ・デル・トロ監督の親友アルファンソ・キュアロン監督『ROMA』が受賞!
『ゼロ・グラヴィティ』から、一転し自分の原点を撮った作品で、NETFLIXの作品でもあります。
また、銀獅子賞と女優賞はやはり『ROMA』と同じく評判が高かったヨルゴス・ランティモス監督『THE FAVOURITE』。また、監督賞はジャック・オーディアール監督の初の英語作品『THE SISTERS BROTHERS』、脚本賞は、ジョエル&イーサン・コーエンの『The Ballad of Buster Scruggs』。
そして男優賞はジュリアン・シュナーベル監督作品でファン・ゴッホを演じ最高の演技をしていると評判になっていたウィレム・デフォーがそれぞれ受賞。
並み居る話題作の中で審査員特別賞とマルチェロ・マストロヤンニ賞をW受賞したのは『ババドック〜暗闇の魔物〜』のジェニファー・ケント監督の『THE NIGHTINGALE』。
金獅子賞(最優秀作品)
「ROMA」アルフォンソ・キュアロン監督
銀獅子賞(審査員大賞)
『THE FAVOURITE』ヨルゴス・ランティモス監督
最優秀監督
ジャック・オーディアール監督『THE SISTERS BROTHERS』
最優秀女優
オリヴィア・コールマン『THE FAVOURITE(原題)』
最優秀男優
ウィレム・デフォー『AT ETERNITY'S GATE』
最優秀脚本
ジョエル&イーサン・コーエン『The Ballad of Buster Scruggs』
審査員特別賞
『THE NIGHTINGALE』ジェニファー・ケント監督
マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)
Baykali Ganambarr『THE NIGHTINGALE』