”LGBTって特別なことじゃない!”ー2017年11月19日までの出来事を追う
現在、日本人の青年とベトナム難民2世の青年の日常と周囲の人々に支えられた結婚式までの姿を追ったドキュメンタリー映画が製作されています。
製作は、松永大司監督のドキュメンタリー映画『GOSPEL』(2014年)の製作・配給を手がけ、2018年12月よりミス日本50周年ドキュメンタリー映画『夢こそは、あなたの生きる未来』(小野篤史監督)の製作・配給などを行うガチンコ・フィルム。
現在、世界で数多くのLGBTQの映画が作られている中で、本作は、ボイストレーナーの鳥山真翔とイラストレーター&モデルのグェンリ アンコアの二人の青年が2017年11月19日に結婚式を挙げるまでの一年間の日常を追い続けたドキュメンタリー作品。
鳥山真翔さんとグェンリ アンコアさんのメッセージ
「昨年11月19日に300人の友人・知人に支えられて結婚式を挙げることができました。そこまでの道のりは決して平坦なものではなく、家族の問題や障害もありました。多くの障害を乗り越え結婚式を挙げることができたのは、友人・知人からの沢山の支えがあってのことです。でもその障害はマイノリティだから、ということではなく多くの結婚するカップルが共通して経験することだと思います。今回、結婚式までの約1年間、ぼくたちの軌跡を記録してもらった映像をもとにドキュメンタリー映画が製作されます。ぼくたちの普段の姿が描かれている映画になると思います。」
監督はあえて覆面監督として制作-仮名”四海兄弟”監督
監督は、本作がドキュメンタリー初挑戦となる四海兄弟監督。
現在、映画・映像の現場で働く監督は、自分の実績をゼロにしたところからドキュメンタリー作品に挑戦したいとして、今回は覆面監督として作品を監督する。
監督談「LGBTが特別な存在ではなく、ごく普通の生活を送る普通の人であることをもっとみんなに知ってもらいたい。本作にはLGBTに関わる特別な権利も主張もない。家族や周囲の反対や祝福ももちろん描いていますが、そこにあるのは、日本における『結婚』に付きまとう普遍的で誰でもが経験するようなこと」
二人と監督を含めた周囲の想いで製作されているLGBTドキュメンタリー映画『ぼくと、彼と、』のMotionGalleryにてクラウド・ファンディングが開始されています。
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