11月4日(日)六本木ど真ん中での初日が決定!
KATSU-do/チームオクヤマ配給によるドキュメンタリー映画『熱狂宣言』が、11 月 4 日(日)より TOHO シネマズ 六本木ヒルズにてロードショーが決定致しました。
金曜、土曜の初日が多い昨今、敢えて日曜初日に挑みます!! ポスタービジュアル、メイン・サブ画像、そして特報映像が完成いたしました。
なぜ、彼はこんなにも多くの人を惹きつけるのか ――
本映画の被写体は、若年性パーキンソン病を抱えながら、“熱狂宣言”を掲げ、 圧倒的な才気で会社を東証一部上場企業にまで押し上げた経営者である。彼の 映画と聞いて、企業PRのための成功者のサクセスストーリーとみる者もいれ ば、「難病と闘うカリスマ経営者」という感動巨編を思い浮かべる人も多いだ ろう。
しかし、これはそのどちらでもない。得も言われぬ一人の男のプリズム状になっている光をダイレクトに伝えるべく、彼を写し撮った一種の ダイレクトシネマ(≒観察映画)であり、人間観察眼に秀でた奥山和由 による新しいドキュメンタリー映画である。
松村厚久、51歳。
東証一部上場企業・
DDホールディングス代表取締役社長。 従業員 約1万人、約500店舗 を経営、年商 約500億円。
「外食界のスター」 「革命児」 「天才」 「ビックマウス」 「不思議ちゃん」 ・・・ 数々の異名を持つ男。 自らを“幸運な人間”だと断言する彼は、13年前から 難病・若年性パーキンソン病を患っていた――。
〈監督メッセージ−公式HPより抜粋−〉
私は、一年間彼を観察することにした。なぜ、自分が惹かれたのか、その引力の原因も含め、言葉にし難い力を持つ彼 を通じて、奥底にある人間、そのものの本質に迫ってみたいと思ったのだ。しばらく、カメラマンを連れていって撮影 したが、彼はなんとなく“撮れ高”を意識して、カメラを意識したサービスをしているようで、どうも不自然だ。心意 気は嬉しいが、困った。これでは作品にならない。そこで私は、最も身近な人間、日常的に接している社員を選んでカ メラを持たせることにした。「とにかくどんなシーンでもいい。松村さんの日常を撮ってください。キタキツネを撮影 するように(笑)。これは松村さんの観察映画ですので」と言って、まるっと預けたのだ。社長と社員という関係上、 上司の姿を立派に撮らなくては...という忖度も生まれるかと危惧したが、そのあたりの人選は私なりに観察して選んだ つもりだった。撮っている社員は、もちろんプロではない。どーでもいいシーンも、山のように撮影している。しかし、 結果として、この映画のキモになっているシーンは、全て身近な人間が撮影したものになった。私は、映画用に回した 映像の他に、過去の社員たちが記録として撮影していた膨大な動画も目を通した。単眼のレンズで覗いていても、見え てこない。複眼的なレンズで捉えていかなければ、立体感も出ないので、素人含め、いろんな人間が撮影したものを組 み合せて作っていった。この映画は、書籍「熱狂宣言」に擬えて作られた物語ではない。ストーリーもない。ナレーシ ョンも入っていない。何を話しているかも聞き取れない。でも彼に接している気持ちで、いろんなことを感じて欲しい。 今でも松村厚久という男を言葉で表すことができない。言葉にすると必ず何かがこぼれ落ちるのだ。だから、本能的に 映画に...映像と音楽にしたかったのだと思う、彼と1年間接して感じたこと、鏡のように映ったものを、一つの結論に すべく、この映画を完成させた。歯が浮くような言葉で、立派に固定するつもりはない。ただ、主題歌として完成させ た曲は、この映画、松村厚久に、最高にぴったりだと自信を持っている。
『熱狂宣言』特報
製作・監督:奥山和由
出演:松村厚久
音楽:木下航志
プロデューサー:江角早由里
2018 年/日本/カラー/DCP/2ch/77 分
©︎2018 吉本興業/チームオクヤマ
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