アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞し、世界で 2500 万人が観た奇跡のドキュメンタリー映画『皇帝ペンギン』(05)の続編である『皇帝ペンギン ただいま』が 2018 年 8 月 25 日(土)に公開となります。
本作は、撮影に最新鋭のデジタル4Kカメラとドローンを導入。また、水温マイナス1.8°Cのなか、南極海で史上初となる水深100mの水中撮影に成功!
透き通る南極海を飛ぶように狩りをする皇帝ペンギンの雄姿と、氷海下に生息する多様な生物の撮影にも成功しています。
まだ子供の羽毛に覆われている若いペンギンたちの初めての旅に密着し、厳しい自然の中で一生懸命に生きる彼らの姿と親子の絆を感動的に描き出します。
時にドキドキハラハラさせられながら、かわいいだけではない彼らの真の姿とともに南極の絶景を迫力の映像で紹介する珠玉のドキュメンタリーです。
そしてこの度、本作をはじめ2018年に夏、秋に公開される注目の動物/生物映画をまとめさせていただきました。
<2018年公開の注目動物映画>
●『ジュラシック・ワールド/炎の王国』 公開中
監督:J・A・バドナ 出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード
大人気シリーズ3部作の2作目。あの大惨事から3年−。大人気テーマパーク「ジュラシック・ワールド」は放棄され、恐竜たちは大自然で自由に生活を始めていた。しかし、島で火山噴火の予兆がとらえられていた。迫り来る危機的状況の中、恐竜たちの生死を自然にゆだねるか、命を懸け救い出すか。人間を救い出すためではなく、 恐竜のために選択を迫られる。
●『ペンギン・ハイウェイ』 8月17日(金)公開
監督:石田祐康 出演:北香那、蒼井優
「夜は短し歩けよ乙女」などで人気の作家・森見登美彦による日本SF大賞を受賞した小説をアニメーション映画化。毎日学んだことをノートに記録している勉強家の小学4年生アオヤマ君は、通っている歯医者のお姉さんと仲良し。お姉さんも、ちょっと生意気で大人びたアオヤマ君をかわいがっていた。ある日、彼らの暮らす街に突然ペンギンが現れる。海のないただの住宅地になぜペンギンが現れたのか。アオヤマ君は謎を解くべく研究を始めるが、そんな折、お姉さんが投げ捨てたコーラの缶がペンギンに変身するところを目撃する。
●『ポップ・アイ』 8月18日(土)公開
監督:カーステン・タン 出演: タネート・ワラークンヌクロ
かつては一流建築家として名を馳せたタナー。今は会社で居場所がなくなり、妻にも相手にされず、人生に疲れきった中年男。ある日、彼はバンコクの路上で、幼い頃に飼っていたゾウのポパイを偶然見つける。居てもたってもいられなくなった彼は、数十年を経て巨大に成長したポパイを買い取って家に連れ帰るが、妻にキレられる。 家庭も仕事も放り出したくなったタナーはポパイと二人で家出をして、幼い頃に一緒に暮らした故郷を目指して長い長い旅をはじめる。道中では、ちょっと間抜けな警官コンビや人生を悟ったホームレス、哀愁漂うニューハ ーフなど個性豊かな人々に出会っていき・・・。中年男、タイ横断500キロの旅!摩訶不思議なロードムービ ーが始まる!
●『MEG ザ・モンスター』 9月7日(金)公開
監督:ジョン・ ートルトーブ
出演:ジェイソン・ステイサム
未知の深海で太古の巨大ザメ「メガロドン」に襲われる人々のサバイバルを描いた海洋パニックアクション。
人類未踏とされるマリアナ海溝をさらに超える深海が発見され、沖合に海洋研究所を構えた探査 ームが最新の潜水艦で調査に乗り出す。幻想的な未知の生物が生きる深海の世界を発見し、心躍らせる一同だったが、その時、 巨大な「何か」が襲いかかってくる。レスキュー・ダイバーのジョナス・テイラーは、深海で身動きがとれなくなった探査チームの救助に向かうが、そこで200万年前に絶滅したとされる、体長23メートル、体重20トンにも及ぶ巨大ザメのメガロドンに遭遇する。
●『旅猫リポート』 10月26日(金)公開
監督:三木康一郎
出演:福士蒼汰ナナ(声:高畑充希)は人間との馴れ合いを嫌う誇り高き元野良猫。
5年前、交通事故にあったところを心優しき猫好きの青年・悟(福士蒼汰)に助けられ、それ以来、悟の猫として幸せにくらしてきた。しかし、ある事情でナナを手放さなければならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に旅に出る。1人と1匹の 旅の行方は−。
そしてー
●『皇帝ペンギン ただいま』 8月25日(土)公開
監督:リュック・ジャケ
産卵を終えた母ペンギンは大切な卵を父ペンギンに渡し、一路海へ。
父は母が帰るまでの約120日間、絶食状態で卵を温めて孵化したヒナを守る。経験の浅い父は抱卵に失敗したり、ヒナが天敵に襲われることもある。集団の中でも最長老の43歳の父ペンギンは子育ての大ベテランであり、無事にヒナを母に受け渡すことができた。 両親は海とオアモックを往復して、食欲旺盛なヒナを育てていく。夏が近づく頃、両親はヒナに別れを告げる。 そして灰色の羽毛が抜け始める頃、ヒナは何かに導かれるように歩き出す。その厳しい旅の末に辿り着いたのは ......。
監督:リュック・ジャケ
日本語版ナレーション:草刈正雄
フランス語ナレーション:ランベール・ウィルソン
製作: イヴ・ダロンド、クリストフ・リウー、エマニュエル・プリウー
共同プロデューサー:ローラン・ボジャール、ピエール =エマニュエル・フルランタン、ヴァンサン・ドゥマルト
撮影:ジェローム・ブヴィエ、ヤニック・ジャンティ、リュッ ク・ジャケ、ローラン・シャレー、ジェローム・メゾン
編集:シャルレーヌ・グラヴェル 音楽:シリル・オーフォール
2017年/フランス/仏語/カラー/ビスタ /85分/原題:L’empereur
提供:ハピネット、ユナイテッド・シネマ
配給:ハピネット
配給協力:ユナイテッド・シネマ 宣伝:ミラクルヴォイス
日本語字幕:佐藤南 協力:上田一生、サンマーク出版
後援:山階鳥類研究所、WWFジャパン、国際自然保護連合日本委員会、日本自然保護協会、在日フランス 大使館/アンスティュ・フランセ日本
推薦:日本動物園水族館協会
© BONNE PIOCHE CINEMA – PAPRIKA FILMS – 2016 - Photo : © Daisy Gilardini