なぜ、彼はこんなにも多くの人を惹きつけるのかー
本映画の被写体は、若年性パーキンソン病を抱えながら、“熱狂宣言”を掲げ、圧倒的な才気で会社を東証一部上場企業にまで経営者である。
彼の映画と聞いて、 企業PRのための成功者のサクセスストーリーとみる者もいれば、「難病と闘うカリスマ経営者」という感動巨編を思い浮かべる人も多いだろう。

しかし、これはそのどちらでもない。得も言われぬ一人の男のプリズム状になっている光をダイレクトに伝えるべく、彼を写し撮った一種のダイレクトシネマ(≒観察 映画)であり、人間観察眼に秀でた奥山和由による新しいドキュメンタリー映画である。

画像1: © 2018 吉本興業/チームオクヤマ

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画像2: © 2018 吉本興業/チームオクヤマ

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松村厚久
1967年3月29日生まれ。高知県出身。ダイヤモンドダイニング創業者、現DDホールディングス代表取締役社長・グループCEO。
大学在籍中に、飲食業の面白さを体験。卒業後、日拓エンタープライズに入社。ディスコの企画・運営に携わる。1995年に独立し、資金集めのため日焼けサロンを展開。2001年念願の飲食業に参入し、銀座に1号店「VAMPIRE CAFE」をオープンした。都内を中心にエンターテインメント性溢れる個性的な店舗を次々と展開、2010年には、かねてから目標にしていた業界初の“100店舗100業態”を達成。その後、M&Aによって業態ポートフォリオを広げ、現在はアミューズメント事業やウエディング事業も行なっている。2015年、東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、同年に小松成美の著書『熱狂宣言』の中で若年性パーキンソン病に罹患していることを公表した。故郷である高知県の観光特使も務めており、2014年からよさこい祭りに参加。2017年9月より持株会社体制に移行し「DDホールディングス」を設立。現在、ダイヤモンドダイニング・ゴールデンマジック・バグース・The Sailing・ゼットン・商業藝術・SLDなどの会社を有し、グループ全体で国内外合わせて約500店舗を展開する経営者。

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フリー・シネマ・プロジェクト
制作・宣伝・興業すべての手法において、今までにあり得ない映画を創る

“映画は無限に自由だ—”そのことが、自身の映画作りにおけるカタルシスだった。 激変していく時代の中で、既存の常識にとらわれることなく、全てにおいて、一つひとつの映画を、どのように世 に生み出していくか。プロデューサーとして、40 年以上やってきた映画人として、後世に何を残していけるのか。 今一度そのあり方を見つめ直し、問いながら、これからの映画の可能性が広がればと願う。
ー奥山和由

奥山和由
1954年12月4日、東京都出身。
20代後半からプロデューサーを務め、『ハチ公物語』『遠き落日』『226』などで興行収入40億を超える大ヒットを収めた。一方、『その男、凶暴につき』で北野武、『無能の人』で竹中直人、『外科室』で坂東玉三郎など、それぞれを新人監督としてデビューさせる。『いつかギラギラする日』『GONIN』『ソナチネ』などで多くのファンを掴む他、今村昌平監督で製作した『うなぎ』では、第50回カンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞した。’94年には江戸川乱歩生誕100周年記念映画『RAMPO』を初監督、’98年チームオクヤマ設立後第一弾の『地雷を踏んだらサヨウナラ』は、ロングラン記録を樹立。スクリーン・インターナショナル紙の映画100周年記念号において、日本人では唯一「世界の映画人実力者100人」のなかに選ばれる。近年も中村文則原作「銃」などをプロデュース。 日本アカデミー賞優秀監督賞・優秀脚本賞、日本映画テレビプロデューサー協会賞、Genesis Award(米国)他多数受賞。

画像1: 左、松村厚久 右 奥山和由 © 2018 吉本興業/チームオクヤマ

左、松村厚久 右 奥山和由
© 2018 吉本興業/チームオクヤマ

画像2: 左、松村厚久 右 奥山和由 © 2018 吉本興業/チームオクヤマ

左、松村厚久 右 奥山和由
© 2018 吉本興業/チームオクヤマ

本映画の制作・撮影手法に関して
かつて 1960 年代のアメリカで、50 年代末に開発された16 ミリ・カメラや同時録音の技術を用い、 同時にカメラの前の出来事・事実をそのままに伝えようとした手法があった。できるだけ自然に、 静かにカメラが被写体に寄り添う事により、カメラの存在をも次第に消していくことで、リアルで自然体な被写体の姿を絵に納めるというものである。被写体に対しても、観客に対しても、ダイレクトな映画をこう呼んだらしい。本映画は、一人の人間をひたすら観察し、ドラマティックなナレーションも入れず、明確なメッセージを持つテレビとの差別化している。観客側に主体性を持たせ、映画にふさわしいメッセージは音楽で彩るという方法をとった、監督・奥山和由による新しい「ダイレクトシネマ」である。

〈奥山和由監督メッセージ −公式HPより抜粋−〉
私は、一年間彼を観察することにした。なぜ、自分が惹かれたのか、その引力の原因も含め、言葉にし難い力を持つ彼を通じて、奥底にある人間、そのものの本質に迫ってみたいと思ったのだ。
しばらく、カメラマンを連れていって撮影したが、彼はなんとなく“撮れ高”を意識して、カメラを意識したサービスをしているようで、どうも不自然だ。心意気は嬉しいが、困った。これでは作品にならない。そこで私は、最も身近な人間、日常的に接している社員を選んでカメラを持たせることにした。「とにかくどんなシーンでもいい。松村さんの日常を撮ってください。キタキツネを撮影するように(笑)。これは松村さんの観察映画ですので」と言って、まるっと預けたのだ。社長と社員という関係上、 上司の姿を立派に撮らなくては...という忖度も生まれるかと危惧したが、そのあたりの人選は私なりに観察して選んだつもりだった。撮っている社員は、もちろんプロではない。どーでもいいシーンも、山のように撮影している。しかし、 結果として、この映画のキモになっているシーンは、全て身近な人間が撮影したものになった。私は、映画用に回した映像の他に、過去の社員たちが記録として撮影していた膨大な動画も目を通した。単眼のレンズで覗いていても、見えてこない。複眼的なレンズで捉えていかなければ、立体感も出ないので、素人含め、いろんな人間が撮影したものを組み合せて作っていった。この映画は、書籍「熱狂宣言」に擬えて作られた物語ではない。ストーリーもない。ナレーションも入っていない。何を話しているかも聞き取れない。でも彼に接している気持ちで、いろんなことを感じて欲しい。 今でも松村厚久という男を言葉で表すことができない。言葉にすると必ず何かがこぼれ落ちるのだ。だから、本能的に映画に...映像と音楽にしたかったのだと思う、彼と1年間接して感じたこと、鏡のように映ったものを、一つの結論にすべく、この映画を完成させた。歯が浮くような言葉で、立派に固定するつもりはない。ただ、主題歌として完成させ た曲は、この映画、松村厚久に、最高にぴったりだと自信を持っている。

映画「熱狂宣言」特報

画像: 映画「熱狂宣言」特報30秒 youtu.be

映画「熱狂宣言」特報30秒

youtu.be

製作・監督:奥山和由
出演:松村厚久
音楽:木下航志
プロデューサー:江角早由里
[2018 年/日本/カラー/画面サイズ(ビスタ等)/映像処理(DCP5.1ch、 HD 等)/***分]
© 2018 吉本興業/チームオクヤマ
◆Facebook:https://www.facebook.com/nekkyosengen.movie
◆Twitter:https://twitter.com/NekkyoSengen

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