沖縄を舞台におっパブ嬢とブルドッグブリーダーの男女の恋の行く末を描くディストピア映画誕生!
従来のいわゆる「沖縄映画」ではなく、沖縄・繁華街「松山」というアンダーグラウンドでもがく男女を描いた、今まで見たことのない南国アングラ・群像ラブストーリー『ギフテッド~フリムンと乳売り女』が5月19日より、東京イメージフォーラムをはじめ全国公開がスタートいたします。
監督はこれまでにも沖縄を舞台にしたドキュメンタリー「オバアは喜劇の女王 仲田幸子 沖縄芝居に生きる」やファンタジー映画「残波」を撮り続けている出馬康成監督。
この度、シネフィルに出馬康成監督よりのコメントが到着しました。
出馬康成監督がシネフィルに公開にあたってよせたコメント
「軋轢こそ、恋、愛。裏沖縄映画を撮りたかった!」
沖縄から見れば日本はいつでも、上から目線の、ネトウヨだらけの非情な国だった。そして、宮台真司が言うとこの現代日本人の「感情の劣化」。
そんな時代に沖縄舞台の恋愛劇を描くことに挑戦してみたかった。
僕は物語というのは個人の軋轢を描くものだと思っている。今回の主人公、隼人と悦子の2人はお上を嫌い、長いものを嫌い、個人の軋轢を生きている。そして、その軋轢こそが人に関わることの醍醐味であり、好きになることの大切な儀式だと。
誰も信じられない2人が、唯一、目の前の恋にだけ希望を託し、反面、自分の行き場のない状況に巻き込まれ、疾走する。
甘くて、癒しのある沖縄ドラマではなくて、その閉塞感を蹴散らかして逞しく生きる姿を、時に切なく描きたかった。本土に住んでいて長いものが何なのかも判らなくなってしまった人たちよりも、今回の沖縄の2人のほうが素敵なはずだと信じてる。
ー出馬康成
宮台真司さんよりの絶賛コメント!
「身守る女をやめろ、見限る女になれ!」「男を支えるな、見放せ!」
沖縄3部作の最後に、出馬康成監督が、新たな境地を炸裂させた!
ー宮台真司(社会学者)
南国アングラ・ラブストーリー『ギフテッド〜フリムンと乳売り女〜』予告
あらすじ:
沖縄県那覇市のアパートに同棲して半年になる、悦子と隼人の若者カップル。 「ギフテッド」である2人は、貧しい生活から脱却しようと、懸命に生きていた。 しかし、問題を抱える周囲の人々によって、悦子達もしがらみに巻き込まれていく......。
脚本・監督 出馬康成
原嶋 元久 / 間宮 夕貴 /ミヤグニマサト/ 安里 勇哉 /ちな のぞみ
永田 彬/桜井 奈津/立川 こしら/なかじま まり/宮脇 健(特別出演) どさんこ 室田/田所 ヨシユキ
小嶺 和佳子/新垣 晋也/伊藤 洋三郎 ほか
プロデューサー:出馬康成(IZMAX FILM)/ なるせゆうせい(オフィスインベーダー)
撮影:森下彰三/助手: 中川洋子/録音:清水利哲/助監督:宮崎逸子/メイク:丸野早苗/衣装;知花園子
音楽:木村 建/楽曲:THE JIVES/エンディング・テーマ音楽:むぎ(猫)
宣伝美術:大沢寿恵/制作:宍戸絹代、知花園子
制作協力:IZMAX FILM+制作協力:Nelken+オフィスインベーダー
製作:出馬プロダクション