先日シネフィルで、短いティーザーをご紹介したイ・チャンドン監督の最新作『Burning』の海外予告映像が公開されました。
原作は、村上春樹の短編小説『納屋を焼く』を原案にし、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された話題作。
イ・チャンドン監督にとっても8年ぶりになる作品で、2007年『シークレット・サンシャイン』で主演のチョン・ドヨンにカンヌ国際映画祭女優賞をもたらし、2010年の『ポエトリー アグネスの詩』ではカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞して以来となる作品だけに世界でも注目が集まっています。
作品は、2人の男性と1人の女性を主人公にしたミステリー作品で、出演は、『王の運命 -歴史を変えた八日間-』や『ベテラン』のユ・アインとアメリカの人気ドラマ『ウォーキング・デッド』や『オクジャ/okja』のスティーヴン・ユァンに加え、新人チョン・ジョンソが抜擢されています。
イ・チャンドン監督はこの作品について「それは、今日の世界の若者の話だ。」と語っています--