ニューヨークで2018年4月18日に開幕し、29日まで開催される、第17回トライベッカ映画祭。
俳優ロバート・デ・ニーロらによって始められたこの映画祭も今年の予定上映作品のうち74本がワールドプレミア上映となり、世界的にもその存在感が高まっています。

その中で今年は2本の天才芸術家を取り上げた作品がワールドプレミア上映されることがわかりました。

まずはUSナラティヴ部門コンペティションでワールドプレミア上映されるのが写真家ロバート・メイプルソープ のドキュメンタリー『Mapplethorpe』。

画像1: Getty Images Matt Smith as Robert Mapplethorpe in MAPPLETHORPE. Photo credit: Christopher Saunders.

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Matt Smith as Robert Mapplethorpe in MAPPLETHORPE. Photo credit: Christopher Saunders.

初期の70年代から42歳での彼の早すぎる死までを辿り、彼の芸術の原点となるセクシュアリティを探り、アイディンティを得るための彼の闘争、そして自己破壊的な衝動のアーティストの微妙な肖像を描きます。

画像2: Getty Images Matt Smith as Robert Mapplethorpe in MAPPLETHORPE. Photo credit: Christopher Saunders.

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Matt Smith as Robert Mapplethorpe in MAPPLETHORPE. Photo credit: Christopher Saunders.

画像3: Getty Images Matt Smith as Robert Mapplethorpe in MAPPLETHORPE. Photo credit: Christopher Saunders.

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Matt Smith as Robert Mapplethorpe in MAPPLETHORPE. Photo credit: Christopher Saunders.

監督は2004年に『DIG!』、2009年には「WE LIVE IN PUBLIC」でサンダンス映画祭ドキュメンタリー部門審査員グランプリを2度も受賞したオンディ・ティモナー(Ondi Timoner)で、今作には10年もの歳月を費やしている。
主演のメイプルソープ役はイギリスの俳優マット・スミス、パティ・スミス役にはマリアンヌ・レンドン。

そしてもう一本、ワールドプレミア上映されるのが、ナショナル ジオグラフィックが初めて制作した本格ドラマシリーズ”ジーニアス:世紀の天才”で『ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン』に続く第二弾として発表される20世紀を代表する天才ピカソを描いた「Genius: Picasso」。

画像: Getty Images

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今作は、トライベッカTV部門で上映され、製作総指揮はテレビシリーズに初めて参加したロン・ハワード監督が前作に続き参加し、主演ピカソを演じるのはスペイン出身の俳優アントニオ・バンデラス。

前作もナショナル・ジオグラフィックで日本でも放映されているので今作の日本でもきっと見れるはずです。

すでに、予告第1弾、第2弾の海外予告が公開されています。

画像: Genius: Picasso - Trailer | National Geographic youtu.be

Genius: Picasso - Trailer | National Geographic

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画像: Genius: Picasso - Trailer #2 | National Geographic youtu.be

Genius: Picasso - Trailer #2 | National Geographic

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このほかにもアンディ・ウォーホルのミューズだったニコの晩年を描いた『NICO, 1988』や同じくウォーホルがその名を高めた伝説のディスコを描く『Studio 54』ブルーノート・レコードを題材にしたドキュメンタリー『Blue Note Records: Beyond the Notes』、日本からは、『Ryuichi Sakamoto: Coda』など、NYらしい文化性の高い映画が集まっています。

NYに入られる方、お出かけの方は是非!

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