フランスの大女優イザベル・ユペールと、韓国俳優史上初のベルリン国際映画 祭主演女優賞に輝き国際派女優として存在感を増すキム・ミニが共演した話題作『クレアのカメラ』が、ヒューマントラ
ストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開します。公開初日も 7/14(土)と決定致しました。
2人の女優の愉快なコラボレーション。
陽光まぶしいカンヌを舞台に繰り広げられる、映画祭の裏事情。栄光は誰の手に??
ホン・サンスがお気に入りの女優二人と一緒に、魔法を使ったかの如く撮りあげた『クレアのカメラ』。本作が撮影されたのは、2016年のカンヌ映画祭。
イザベル・ユペールはポール・ヴァーホーヴェン監督作『エル ELLE』、キム・ミニはパク・チャヌク監督作『お嬢さん』と、共にコンペティション部門出品の映画の上映でカンヌに来ていた。
その機会を利用したわずか数日の撮影で、このチャーミングな映画は生まれたのだ。
本作の見どころの一つがカンヌ映画祭の裏事情だ。
女癖の悪い映画監督、監督と男女の関係にある映画会社の女社長、 監督と火遊びしてしまった映画会社の社員。虚実ないまぜの設定でそれぞれの思惑が交錯する。
映画祭には魔物が棲んでいるといわれるが、まさに本作では華やかな舞台の陰で繰り広げられる人間模様がユーモアたっぷりに描かれる。 まるで ジグソーパズルのように、ばらばらだったピースが最後にピタリとはまるとき、見るものは思わずニヤリとしてしまうことだろう。
イザベル・ユペール × キム・ミニ×ホン・サンス監督
『クレアのカメラ』予告
[STORY]
映画会社で働くマニ(キム・ミニ)は、カンヌ国際映画祭への出張
中に、突然社長から解雇されてしまう。帰国日を変更することもできず、一
人カンヌに残ることにしたマニは、ポラロイドカメラを手に観光しているクレア(イ
ザベル・ユペール)と知り合う。クレアは、自分が一度シャッターを切った相手は
もう別人になるという自説を持つ、不思議な人物だった。そこで二人は、マニ
が解雇を言い渡されたカフェに行き、同じ構図で写真を撮るのだが......。
監督・脚本:ホン・サンス
出演:キム・ミニ、イザベル・ユペール、チャン・ミヒ、チョン・ジニョン、ユン・ヒソン、イ・ワンミン、カン・テウ、マーク・ペランソン、シャヒア・ファーミー
2017 年/韓国/69 分/ビスタ/5.1ch/カラー/原題:빌링블록/英題:Claire’s Camera/配給:クレストインターナショナル
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7/14(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開