若松孝二監督生誕82周年の4月1日に再始動を発表!
2018年秋より映画『止められるか、俺たちを』がテアトル新宿ほか全国順次公開する事が決定いたしました。
本作は、2012年10月17日の若松孝二監督逝去から6年、若松プロダクションの映画製作再始動の第一弾として製作されました。
1969年、“若松プロダクション”の門を叩いた少女の目を通して、若松孝二と共に映画、政治、青春が駆け抜けていった一瞬の時を描きます。
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08)、『キャタピラー』(10)でベルリン国際映画祭を席巻した若松孝二監督。
若松プロダクション出身で、いまや日本映画界を代表する白石和彌監督がメガホンを取り、脚本は同じく若松プロダクション出身の井上淳一が担当した。
主演は門脇麦、若松プロダクション助監督・吉積めぐみ役を熱演。そして若松孝二役は若松組常連・井浦新。
【白石和彌監督コメント】
まさかの若松プロを舞台とした青春映画を恐れ多くも監督しました。
この映画は僕にとっての英雄譚であり、僕自身の物語でもありました。
井浦新さんが若松孝二だとカッコよすぎる、と思ったあなた、是非見てください。
俳優って、新さんて、凄いなと思うはずです。
そして門脇麦さん。もう言うことありません。麦さんを通して、この映画があなた自身の物語になることを切に願っています。
【門脇麦コメント】
私は若松監督にも、もちろん当時の若松組の皆さんともお会いしたことがありません。
そんな中、白石監督を初め、若松組をよく知る皆さんの下、当時の皆さんの背中をひたすら必死に追い求めながら挑んだ作品です。
スクリーンの中の彼らは青春を生きる若者の姿そのもので、とにかく輝いていて、胸があつくなりました。
私はこの先何度も彼らに会いたくなって、この映画を観るんだろうなと思います。
この出会いは私の一生の財産です。
【井浦新コメント】
若松プロに集結した親しい顔ぶれ、真新しい風を吹かせた若者たちと、むちゃくちゃで幸せな夢をみた。ただただ感謝しかありません。
■STORY
映画が時代とともに全力で駆け抜けていた――。
1960年代末、原宿セントラルアパートの一角にあった“若松プロダクション”が、いま甦る!
当時、「何者かになること」を夢見て若松プロの扉を叩いた吉積めぐみの眼差しを通して、「ここではないどこか」を探し続けた映画人たちの怒涛の生き様を描く。これは、青春を映画に捧げた若者たちのむき出しの生のグラフィティである。
『止められるか、俺たちを』
■門脇麦 井浦新 ほか
■監督 白石和彌
■脚本 井上淳一
■製作 若松プロダクション スコーレ ハイクロスシネマトグラフィー
■配給 若松プロダクション スコーレ
■宣伝 太秦
©2018若松プロダクション
【2018/日本/DCP/シネスコ/119分】