フォーチュン誌によって、世界で初めての億万長者に認定された石油王ジャン・ポール・ゲティ。
1973年ローマで彼の孫が誘拐され、当時史上最高額とも祝える身代金を要求されたものの、その支払いを拒否した世界一有名な誘拐事件が、巨匠リドリー・スコットの手によりついに映画化。
『ゲティ家の身代金(原題:All the Money in the World)』が5月25日(金)に日本公開となる。

画像1: ©2017 ALL THE MONEY US, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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非情な誘拐犯、そして冷酷な大富豪と戦う、一人の母―――――

1973年、日本をはじめ世界中を震撼させた誘拐事件があった。
人質は【世界一の大富豪】であるアメリカ人石油王ジャン・ポール・ゲティの孫、ジョン・ポール・ゲティ三世。イタリア人左翼ゲリラの犯人から要求された1,700万ドル(約50億円※)という破格の身代金もさることながら、50億ドル(1.4兆円)の資産を持つゲティがその身代金の支払いを拒否したことでも有名で、日本の新聞、週刊誌でも大きく報道された。

当時、世界中で話題となったこの衝撃の事件を現代のスクリーンに蘇らせたのは、『オデッセイ』、『アメリカン・ギャングスター』、『グラディエーター』、『エイリアン』など、数々の不朽の作品を世に放つ、巨匠リドリー・スコット監督。
主人公ゲイルを演じるのは、『マリリン 7日間の恋』でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞、アカデミー賞ノミネートを果たした実力派女優ミシェル・ウィリアムズ。世間の好機の目に晒されながらも気丈に大富豪と誘拐犯に立ち向かう強い母親を演じた。

また、元CIAの交渉人チェイス役には、『ディパーデッド』『テッド』と、コミカルな役からシリアスまで幅広い演技に定評のあるマーク・ウォールバーグが名を連ねる。そして、億万長者であり狂人という、本作の裏の主人公ともいえるジャン・ポール・ゲティを演じるのは、アカデミー賞助演男優賞ノミネートのクリストファー・プラマー。

一挙場面写真公開!

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一挙お披露目となった場面写真では、立ったまま驚いた様子で電話をするゲイルの緊迫した状況が伝わってくるカットや、誘拐され憔悴しきった表情で空を見つめているポール。
そして、警察車両の横で凛々しい表情を浮かべるチェイス、犬を横に携え、荘厳な雰囲気の屋敷で、どっしりと構えるゲティが写されている。
また、誘拐犯と睨み合い、悲惨な状況でも折れない心が見て取れるポールのカットや、その息子を救うべく、チェイスと共に奮闘するゲイルのカットも解禁。
お金ではなく息子に対する純粋な愛情に突き動かされるゲイルの“母の強さ”が見て取れる1枚だ。

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『ゲティ家の身代金』の最新予告編が完成

クリストファー・プラマーの重厚で迫真の演技から、ゲティの狂人ぶりと、この事件の異常さを十分に感じることができる。また、息子を救出するために奔走する母親役のミシェル・ウィリアムズは、アカデミー賞女優を経て、円熟した演技を魅せつけており、この異常な事件の真の主人公としての存在感を遺憾なく発揮している。

非常な誘拐犯、そして冷酷な大富豪と戦う、一人の母を描いた本作。
豪華役者陣による極上なサスペンスに期待が高まります。

画像: リドリー・スコット監督『ゲティ家の身代金』予告 youtu.be

リドリー・スコット監督『ゲティ家の身代金』予告

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《STORY》
“世界中のすべての金を手にした”といわれる大富豪ゲティ。17歳の孫ポールが誘拐され1700万ドルという破格の身代金を要求されたゲティは、こともあろうことかその支払いを拒否。彼は大富豪であると同時に稀代の守銭奴だったのだ。離婚によりゲティ家を離れ一般家庭の人間となっていたポールの母ゲイルは、息子のために誘拐犯のみならず【世界一の大富豪】とも戦うことに。警察に狂言誘拐を疑われ、マスコミに追い回され、疲弊していくゲイル。一方、一向に身代金が払われる様子がないことに犯人は痺れを切らし、ポールの身に危険が迫っていた。それでもゲティは頑なに支払いを拒む。愛する息子を助け出すため、母は一か八かの賭けに出るのだった…。

原題:『All the Money in the World』
監督:リドリー・スコット
脚本:デビッド・スカルパ
上映時間:133分 2017年アメリカ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、ティモシー・ハットン、ロマン・デュリス、チャーリー・プラマー、マーク・ウォールバーグ
原作:ジョン・ピアースン著『ゲティ家の身代金』(ハーパーコリンズ・ジャパン刊)
配給:KADOKAWA
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5月25日(金) 全国公開

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