現在、川崎市民ミュージアムで開催されている~《中井精也 鉄道写真展 笑顔あふれる「ゆる鉄」ワールド》と連携して「鉄道」が印象深く映される名作映画を上映します。

上映プログラム(全5プログラム)

『蜂の巣の子供たち』 清水宏監督

画像: 『蜂の巣の子供たち』 清水宏監督

4.1[日]11:00、4.7[土]14:00
1948年/モノクロ/35mm/スタンダード/86分

監督:清水宏/出演:島村俊作、夏木雅子、御庄正一、久保田晋一郎、岩本豊
戦後の混乱期、下関駅から始まるロードムービー。山陽線の汽車や沿線風景が登場する。復員した青年は身寄りもなく呆然としていたが、下関駅で出会った浮浪児たちとともに定住の地を探して大阪まで旅をする。

『遠い一本の道』 左幸子監督

画像: 『遠い一本の道』 左幸子監督

4.1[日]14:00、4.14[土]11:00、4.21[土]14:00
1977年/カラー/35mm/ビスタ/113分

監督:左幸子/出演:井川比佐志、左幸子、市毛良枝、長塚京三、磯村健治、西田敏行、大滝秀治
北海道室蘭本線の追分駅保線区で働く鉄道員と家族のドラマ。SL(蒸気機関車)が見もの。国鉄で保線の仕事に30年間打ち込んできた市蔵は、合理化の波に翻弄されながらも鉄道マンとしての誇りを持って生きてゆく。

『珈琲時光』 ホウ・シャオシェン監督

画像: ©2003 松竹株式会社/朝日新聞社/住友商事/衛星劇場/IMAGICA

©2003 松竹株式会社/朝日新聞社/住友商事/衛星劇場/IMAGICA

4.7[土]11:00、4.14[土]14:00、4.22[日]14:00
2003年/カラー/35mm/103分

監督:ホウ・シャオシェン/出演:一青窈、浅野忠信、小林稔侍、余貴美子、萩原聖人
山手線・京浜東北線・高崎線・都電荒川線の情景を活かした傑作。小津安二郎生誕100周年記念として作られた。東京に住む陽子は妊娠したが、結婚する気はないと両親に告げる。現代的な家族関係を繊細な日常描写で綴る。

『カルメン故郷に帰る』 木下惠介監督

画像: ©1951 松竹株式会社

©1951 松竹株式会社

4.8[日]11:00、4.15[日]14:00、4.21[土]11:00
1951年/カラー/86分/デジタル修復版(DCP)での上映

監督:木下惠介/出演:高峰秀子、小林トシ子、井川邦子、佐野周二、佐田啓二、笠智衆
日本初のカラー映画として撮られたミュージカル喜劇。今は無い軽便鉄道「草軽電鉄」が活躍する。天真爛漫なストリップ・ダンサーのカルメンが東京から北軽井沢に帰郷して大騒動が巻き起こる。

『彼岸花』 小津安二郎監督

画像: ©1958 松竹株式会社

©1958 松竹株式会社

4.8[日]14:00、4.15[日]11:00、4.22[日]11:00
1958年/カラー/118分/デジタル修復版(DCP)での上映

監督:小津安二郎/出演:佐分利信、山本富士子、有馬稲子、久我美子
女優たちが豪華競演した小津安二郎初カラー映画。東京駅風景で始まり、ラストに山陽特急かもめ号が走る。娘の縁談に気を揉む父親と、自分で結婚相手を決める娘、結婚をめぐる親子間のすれ違いをユーモラスに描く。

■特集上映名:鉄道のある風景 ~企画展連携上映

■期間:2018年4/1(日)・7(土)・8(日)・14(土)・15(日)・21(土)・22(日)【上映日数:全7日間】
■会場:川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区等々力1-2)【270席】
お問い合わせTEL:044-754-4500(代) https://www.kawasaki-museum.jp/
■入場料金(1プログラムにつき)当日券:一般600円、65歳以上・大学生・高校生500円、小中学生400円
(※未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者無料)

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