「15 歳で集団レイプされた私が、風俗嬢になり、さらに看護師を目指した理由」
15 歳の元日に集団レイプに遭い、加害者の男たちへの復讐だけを胸に生きてきたという雪村葉子による衝撃的な手記(ブックマン社刊)を、初監督作品『受験のシンデレラ』でモナコ国際映画祭最優秀作品賞、 介護離職を扱った人間ドラマ『「わたし」の人生』で同映画祭人道的映画監督賞、主演女優賞(秋吉久美子)、主演男優賞(橋爪功)を受賞した、精神科医の和田秀樹監督が映画化した映画『私は絶対許さない』 が、インドのノイダ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。
ノイダは”北インド最大の映画都市”で、ノイダ国際映画祭は、これまでに 90 カ国以上の国からの映画を上映した映画祭である。

本作は主人公目線ですべてが撮影される完全主観撮影で、よりリアルにレイプシーンなどを描いており、 精神科医ならではのトラウマを描く新感覚社会派エロス作品。

画像: .誘拐され、集団レイプされるシーン(西川可奈子) ©「私は絶対許さない」製作委員会

.誘拐され、集団レイプされるシーン(西川可奈子)
©「私は絶対許さない」製作委員会

画像: レイプ直後(西川可奈子) ©「私は絶対許さない」製作委員会

レイプ直後(西川可奈子)
©「私は絶対許さない」製作委員会

画像: レイプ犯の一人である若者の養父・早田と援助交際をするシーン(隆大介、西川可奈子) ©「私は絶対許さない」製作委員会

レイプ犯の一人である若者の養父・早田と援助交際をするシーン(隆大介、西川可奈子)
©「私は絶対許さない」製作委員会

画像: 主人公を罵倒する両親(美保純、友川カズキ) ©「私は絶対許さない」製作委員会

主人公を罵倒する両親(美保純、友川カズキ)
©「私は絶対許さない」製作委員会

画像: 整形直後(平塚千瑛) ©「私は絶対許さない」製作委員会

整形直後(平塚千瑛)
©「私は絶対許さない」製作委員会

脚本には、寺島しのぶがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した『キャタピラー』(監督:若松孝 二)の共同脚本や『花芯』(監督:安藤尋)、『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)等の黒沢久子、撮影監督には、『ラヂオの時間』で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した高間賢治、音楽には、2008 年プ ッチーニ国際賞を日本人で初受賞した世界的音楽家・三枝成彰、編集にはほとんどの北野武作品を手がけ、 日本アカデミー賞最優秀編集賞を受賞した太田義則など、実力派が集結した。

主人公の葉子役は、整形後を、数々のミスコンを経て、注目度 NO.1 のグラビア女優として活躍が期待されている平塚千瑛(ひらつかちあき)が、集団レイプに遭う学生時代を、NHK 大河ドラマ「西郷どん」への出演も決まっている西川可奈子が W 主演で演じ、体当たり演技を披露している。

その他、既に発表されている隆大介、佐野史郎のほか、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、 奥野瑛太、川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美らが出演している。

また、主題歌「迷宮」を元 SKE48 のメンバーの出口陽が担当する。

画像: 客としてきた雪村(佐野史郎) と結婚する主人公 ©「私は絶対許さない」製作委員会

客としてきた雪村(佐野史郎) と結婚する主人公
©「私は絶対許さない」製作委員会

SM嬢になる主人公(平塚千瑛)
©「私は絶対許さない」製作委員会

■ 和田秀樹監督 受賞コメント

この映画が審査員の皆様に理解され、このような名誉ある賞を受賞できたことに心から感謝します。
性暴力は、どんな国でも絶対に許されるものではないし、 精神科医としてその被害者の心からの訴えを聞き続け、心の変化を追いかけてきました。
本作は、 被害を受けた人の時間の連続性がどのように断ち切られるかを主題にしました。 そして、被害者からどのように世界が見えるのか、被害を受ける側がどんなにつらい思いをするのかを知ってもらうために主観撮影に挑みました。
この映画を通じて、性暴力に対する怒りや悲しみが共有されれば監督として幸甚この上ありません。
今回の受賞を通じて、インドの皆様だけでなく、世界の皆様にこの映画が広まってくれることを心から願っています。数ある映画の中から私の映画を選んでいただいた映画祭の皆様に心より感謝します。

新感覚社会派エロス作『私は絶対許さない』特報

画像: 新感覚社会派エロス作『私は絶対許さない』特報 youtu.be

新感覚社会派エロス作『私は絶対許さない』特報

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[STORY]

東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。 厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子) と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。
あの日までは......。

年末、若い男達に無理やり輪姦されたのだった。
元旦に全身傷だらけで帰宅した葉子を待ち受けていたものは、冷たく突き放す家族と親戚だけだった。
体のみならず、心もズタズタにされ、天涯孤独の様な気持ちだった。 ひょんなことからレイプ犯の一人である若者の養父・早田(隆大介)と出会い、援助交際という名の契約を交わす。どうせ私は傷物なんだから......。
冬休み明けの学校でも、瞬く間に輪姦された噂は広まり、イジメが始まった。 その間も援助交際でコツコツと大金を稼ぐ葉子。一刻も早くこの地獄から自力で抜け出すために。そしていつか、あの男達に復讐するために......。
高校卒業後、大都会東京へ。 すぐさま全身整形し、昼間は真面目な学生、夜は学費や生活費を稼ぐべく風俗で働いていた。 そんな中、葉子(平塚千瑛)は客としてきた雪村(佐野史郎)に出会う。彼は将来の夫になる人だった......。 しかし、ある日、彼の真実を知ってしまう......。

そんな体験を実際に持つ雪村葉子さんが 35 歳になって執筆した手記を元に、その半生をたどる衝撃のストーリー。 彼女は日々何を見て、何を感じ、何に対して復讐しているのか。あの男達への思いは......。

●出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、川瀬陽太、 南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか

●製作総指揮・監督:和田秀樹
●原作:雪村葉子(ブックマン社)
●脚本:黒沢久子
●プロデューサー:小林良二
●ラインプロデューサー:大原盛雄
●撮影監督:高間賢治
●照明:上保正道
●録音:植田中
●編集:太田義則
●音楽:三枝成彰
●制作・配給:緑鐵
●配給協力:渋谷プロダクション
●製作:「私は絶対許さない」製作委員会
●主題歌:出口陽「迷宮」
©「私は絶対許さない」製作委員会

4月7日(土)よりテアトル新宿にて公開ほか全国順次公開!

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