カンヌ主演女優賞に続いてゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞!
ファティ・アキン監督✖️ダイアン・クルーガー『女は二度決断する』
第70回カンヌ国際映画祭でダイアン・クルーガーが主演女優賞を受賞した、ドイツの名匠ファティ・アキン監督最新作『女は二度決断する』が、アカデミー賞の前哨戦ともいわれる、第75回ゴールデングローブ賞で見事、外国語映画賞を受賞しました!
第90回アカデミー賞® 外国語映画賞/主演女優賞のノミネートの可能性もさらに濃厚となりました。アカデミー賞®のノミネーション発表は1月23日(日本時間1月24日)、受賞式は3月4日(日本時間3月5日)です。
本作は『イングロリアス・バスターズ』『トロイ』などのヒット作品に出演するハリウッド女優ダイアン・クルーガーが、初めて母国ドイツでドイツ語の演技に挑戦した野心作。
本作はドイツで実際に起こった連続テロ事件に着想を得て生まれた。突然のテロにより、最愛の家族を失った女性。生きる気力を失いそうになりながら、彼女がくだす決断とは――?
先日米公開に先立ち行われたイベントに登壇したダイアンは「わたしはファティ・アキン監督の作品が好きで、大ファンだった。これまで一度もドイツでドイツ語を使って撮影したことがなかったから、彼には『何か作品があったら、一緒に仕事をしたいと思っている』と伝えていたのよ」と念願叶って本作に出演したことを明かしました。
ダイアンが主演女優賞を受賞したカンヌ国際映画祭開催中にイギリス・マンチェスターでアリアナ・グランデのコンサート会場で起こったテロやラスベガスでの銃乱射事件など、中東・アフリカを中心に数々のテロや無差別殺人事件が起きた2017年。その1年を反映するかのような、本作の受賞となった。
<ファティ・アキン監督受賞コメント>
「何千分の一の奇跡が起きて驚いています。ダイアン、君なしにはこの映画はできなかった。この受賞は君のものだ、私たちのものだ。ありがとう。私を支えてくれて、この映画に関わってくれた皆さん、ありがとう。あなたたちが私の扉を開いてくれました。」
<主演ダイアン・クルーガー受賞コメント>
「好きなことを仕事にできて本当に光栄です。本作を応援してくださってありがとうございました」
ゴールデングローブ賞受賞のスピーチ
受賞後のインタビュー
本作は世界三大国際映画祭すべてで主要賞受賞経験を持つ、ドイツの名匠ファティ・アキン監督の最新作。主人公カティヤを演じたダイアン・クルーガーは、ハリウッドやヨーロッパで活躍する国際派女優。母国語であるドイツ語を使った映画に本作で初挑戦し、見事、カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞した。
突然の悲劇により最愛の家族を奪われた女。絶望の中、彼女がくだす決断とは――。
ドイツ、ハンブルク。カティヤはトルコからの移民であるヌーリと結婚し、幸せな家庭を築いていた。ある日、白昼に爆弾が爆発し、ヌーリと愛息ロッコが犠牲になる。トルコ人同士の抗争を警察は疑うが、人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明する。しかし、裁判は思うように進まない。突然愛する家族を奪われたカティヤ。憎悪と絶望の中、カティヤの魂はどこへ向かうのか――。
監督:ファティ・アキン
出演:ダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ヨハネス・クリシュ、ヌーマン・アチャル、ウルリッヒ・トゥクール
2017/ドイツ/106 分
提供:ビターズ・エンド、WOWOW、朝日新聞社
配給:ビターズ・エンド
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