今関あきよし監督最新作『ライカ』を2018年2月17日より新宿K'scinema他全国順次公開の運びとなりました。

今関あきよし監督【東欧三部作】完結!
ベラルーシ共和国、ウクライナ、そしてついにロシア!

『アイコ十六歳』、『十七歳』に代表される少女のピュアな素顔を映像に切り取ってきた20世紀。
21世紀に入り『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』でベラルーシ・ロケ、『クレヴァニ、愛のトンネル』ではウクライナ・ロケなど東欧圏に目を向け始めた今関あきよしが、監督人生の大きな集大成としてロシア、モスクワを舞台に日本人とロシア人の2人の女性の間に芽生えた繊細な心の機微を映像に焼き付けた最新作『ライカ』がついに日本公開です!

画像1: ©2016“LAIKA” Film Partners

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画像2: ©2016“LAIKA” Film Partners

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画像3: ©2016“LAIKA” Film Partners

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主役を演じる2人のヒロインは日本とロシアでのオーディションで選ばれた宮島沙絵とクセーニア・アリストラートワ。
少女からと大人への過程という難しい年代を見事に演じただけではなく、初ヌードによる禁断のシーンにも挑んでいる。なお、宮島沙絵は本作での演技が認められ、今年の第12回ロサンゼルス日本映画祭最優秀新人賞を受賞しています。

画像4: ©2016“LAIKA” Film Partners

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念願のモスクワでのロケ。
ベラルーシ、ウクライナを舞台にした映画を演出し、ついにロシアだ。
モスクワ独特の空気感の中で、
同性愛を越えるような強く依存しあう関係の日本人“ライカ”と
ロシア人“ユーリャ”という女の子同士の恋愛劇。
人はひとりでは生きていけない。
誰かを強く想い続けることでしか生きていけない弱さを描いてみたかった。
(監督:今関あきよし)

画像5: ©2016“LAIKA” Film Partners

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この度、予告編が公開・解禁となります。

予告ではアンバランスな女性の心情を描き、愛しすぎたゆえの依存性と喪失感を表現し、「今関監督からTABOOが開放されLOVEが成熟する。」という挑戦的なテロップが流れる。
今関監督のフィルモグラフィーが新たなステップに踏み出した事を予感するような作りになっています。また主題歌「きっといつか、もっと強く、私らしく」を新世代のソーシャル型アーティストとして10代から20代の女性から大きな支持を集めているericaが歌っています。

今関あきよし監督最新作『ライカ』予告

画像: 今関あきよし監督最新作『ライカ』予告 youtu.be

今関あきよし監督最新作『ライカ』予告

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ストーリー
история

1957年11月5日、ソ連で人類初の宇宙実験犬としてスプートニク2号に乗せられて宇宙に送り出されたが、酷い恐怖と寂しさで10日後死んでしまい、帰って来られなくなった悲運の犬「ライカ」。自分がその「ライカ」なんだと思う日本人の女の子、ライカ。
彼女は母親を亡くし、悲しい時間を過ごしていて語学のために来たモスクワで、ロシア人の女の子、ユーリャと一緒に住んでいる。

女優を夢見みてオーディションやバイトに明け暮れるユーリャとは違い、現実を知らずに一人の時間が寂しくてユーリャに甘えてばかりのライカ。ユーリャはライカのあどけないところに癒され憧れ、ライカはユーリャを死別した母と重ね合わせるようにして、一生一緒にいようと、二人で一人のように互いに愛し合う2人は幸せな時間を過ごしていた。

しかし、ユーリャはオーディションに受かるため演出家と寝たことがライカにバレてしまい、彼女を失望させてしまう。やきもち焼きのライカは行きずりのニコライとセックスをするが、ユーリャは、嫉妬はおろかあっけなくていた。翌日、ユーリャは偶然ニコライとオーディション会場で出会う。ニコライもユーリャ同様に俳優を夢見てオーディションを受け続け、会場でよく見かけるユーリャに気を留めていたのであった。2人は付き合うようになるが、ユーリャがニコライとデートをしていることに衝撃を受けたライカは、何故かレイプをされ、むごたらしい様子で帰って来た。
合格を期待していた大切なオーディションまで諦めて、ライカを犯した犯人捜しにやっきのユーリャとライカのところに突然ニコライが現れ、ライカは怒りの末にレイプされたことが嘘だったと言ってしまう。ユーリャは激しい怒りで自分の人生を壊したライカを許せないと彼女を責め立てた。

1週間後、ライカは家を出たきりで帰って来ず、ひとりぼっちになったユーリャはライカのことを恋しがる。ライカのことが心配であちこち探し回る一方、ニコライに子供を妊娠したと告白する。
ユーリャの全てを愛していたライカはいつか彼女と一緒に観覧車に乗ってお母さんがいる宇宙に行けるんだと信じていたが、ずっと待っていても観覧車は動かないことに気付き、ユーリャと離れることを決意する。

出演:宮島沙絵 クセーニア・アリストラートワ
監督:今関あきよし
エグゼクティブ・プロデューサー:嶋田豪
プロデューサー:高瀬博行 星野晴美
ロシア側ラインプロデューサー:木下順介/協力プロデューサー:赤井勝久
脚本:いしかわ彰 音楽:遠藤浩二 宮﨑道/撮影:三本木久城イメージビジュアル:水野歌
主題歌:erica「きっといつか、もっと強く、私らしく」(PEACE VOICE RECORDS)
製作:アイエス・フィールド2016年/日本/カラー/94分/ビスタサイズ/STEREO/R15+
配給・宣伝:アイエス・フィールド
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2018年2月17日新宿K’s cinema(土)他全国順次公開!!

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