シネフィルに送られてきた、海外のwebサイト"Psycho-cinematography"のPieter-Jan Van Haeckeさんの選んだ2017年の日本映画ベスト10を紹介します。
彼は臨床心理学者であると同時に、日本の様々なカルチャーを紹介するこのサイトの運営を手がけています。
このランキングで一位となった『Noise』はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で2位『恋とさよならとハワイ』3位『バーミー|BAMY』そして、4位の『たまゆらのマリ子』は大阪アジアン映画祭。
『Noise』と『たまゆらのマリ子』は英国のレインダンス映画祭で選出されて話題になり(世界の7000本強から選ばれている)また、まもなく東京で公開の『バーミー|BAMY』はトリノ映画祭長編コンペティション部門正式招待作品作となり、6位の『地球はお祭り騒ぎ』は先日の東京国際映画祭で上映されたばっかりの作品です。
5位は巨匠山田洋次監督で、7位、8位はメジャー作品三池崇史監督と入江悠監督が並んでいます。
9位には、『下衆の愛』に続き海外でコンスタントに評価されてきている内田英治監督が『獣道』でランクイン。今作では多くのアジア映画ランキングにすでに選出されていますね。そして、10位には『帝一の國』永井聡監督。
上記で目立つのは、大阪アジアン映画祭の選出監督がそのまま世界に多く評価されています。
この1、2年海外で目立った活躍をする監督が続々と現れてきて、もしかしたら日本の映画も一時は他のアジア勢に押され気味でしたが、少しは明るいかもと思う師走のシネフィル編集部ですー
2018年はどんな作品と出会えるのか--
1『Noise』松本優作監督
2『恋とさよならとハワイ』まつむらしんご監督
3『バーミー|BAMY』田中隼監督
4『たまゆらのマリ子』瀬川浩志監督
5『家族はつらいよ2』山田洋次監督
6『地球はお祭り騒ぎ』渡辺紘文監督
7『無限の住人』』三池崇史監督
8『22年目の告白 -私が殺人犯です-』入江悠監督
9『獣道』内田英治監督
10『帝一の國』永井聡監督
詳しい批評は下記より(英語です)