アカデミー賞®ノミネート監督ジム・シェリダン『父の祈りを』5年ぶり待望の新作が日本公開!
ルーニー・マーラ主演!
半世紀の時をこえて紐解かれる、ミステリアスな真実と愛の物語
めくるたびにあふれる、真実と愛――
『ローズの秘密の頁』(原題:『The Secret Scripture』)が2018年2月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開されます。
本作は、『マイ・レフトフット』(89)や『父の祈りを』(93)でアカデミー賞®ノミネートの功績を持つ巨匠ジム・シェリダンの5年ぶりとなる待望の新作。
アイルランドの人気作家セバスチャン・バリーがコスタ賞(英国の権威ある文学賞)を
受賞した同名小説の映画化作品であり、約40年に渡って精神科病院に収容されているある
老女の長きに渡って封印されていた衝撃の真実とそこに隠されたたった一つの真実の愛が、
現在と過去の時間軸を行き来しながら壮大なスケールで描かれる、ミステリアスな真実と愛の物語です。
スタービジュアルでは「めくるたびにあふれる、真実と愛」のキャッチコピーとともに、
何にも揺るがない強い決意を感じさせる眼差しを持つ40年前のローズと、
それを貫き通した現在のローズの優しい眼差しの対比が描かれており、
思うままに生きることも恋も許されなかった激動の時代を、自らの意思で生き抜いた女性の
強さと優しさと感じさせるものとなっております。
2017年アイルランド・アカデミー賞(The 2017 IFTA Film & DramaAwards)
<ノミネート>6部門 作品賞/監督賞/編集賞/美術賞/衣装デザイン賞/オリジナル音楽賞
<受賞>2部門 美術賞/オリジナル音楽賞受賞
今回解禁される予告編では、一人の精神科医の男が過去を失った老女ローズ(ヴァネッサ・レッドグレイヴ『ジュリエットからの手紙』)と出会うところから始まる。
「自分の子供を殺したことを、理解できていない」老女として約40年間精神病院に収容され続けている彼女だったが、精神科医には「私には愛する夫がいて、息子は生きている」とはっきりと主張。
最初は取り合わなかったが、偶然手にすることになった彼女の聖書には1940年代、権威や宗教に逆らえば決して生きていけない、第二次世界大戦下のアイルランドで出会ったマイケル(ジャック・レイナー『シング・ストリート 未来へのうた』)とローズ(ルーニー・マーラ『キャロル』)の
甘い日々と周囲との軋轢、それでも貫き通した半世紀にも及ぶ愛と真実の物語 “が書き綴られていた。。。
「愛を知れば真実が見えるはず」と語るローズには、一体どんな過去が秘められているのか――
半世紀のときをこえて徐々に紐解かれる記憶が、我々に思いがけない驚きと胸を震わす感動をもたらせてくれるかを、感じさせる予告編となっております。
ルーニー・マーラ主演『ローズの秘密の頁』予告
<STORY>
40年間もの長い月日を精神科病院で過ごしてきた老女ローズ。
半世紀にわたって封印されてきた彼女の過去が、今、1冊の聖書によって紐解かれる――
アイルランド西部にある聖マラキ精神病院。取り壊しが決まり、
転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、赤ん坊殺しの罪で“精神障害犯罪者”として40年もの間収容されている老女ローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。
赤ん坊殺しの罪を否認し続け、自分の名を「ローズ・マクナリティ」と訴え続ける彼女の様子が、
一般的な患者と異なることに気付いたグリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ。
そして、彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、自分の人生を語り始める――
監督・脚本:ジム・シェリダン『マイ・レフトフット』『父の祈りを』
原作:セバスチャン・バリー「The Secret Scripture」
出演:ルーニー・マーラ『キャロル』、ヴァネッサ・レッドグレイヴ『ジュリエットからの手紙』、エリック・バナ『ミュンヘン』、ジャック・レイナー『シング・ストリート
未来へのうた』、テオ・ジェームズ『ダイバージェント』2016/アイルランド/スコープサイズ/DCP/108分/カラー/英語/字幕翻訳:稲田嵯裕里/原題『The
Secret Scripture』/映倫G/
提供・配給:彩プロ
© 2016 Secret Films Limited